ボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンはダラス・マーベリックスとのNBAファイナル第1戦で22得点を記録し、勝利に貢献した。

ブラウンはオフェンスだけでなくディフェンスでも素晴らしいパフォーマンスを見せ、3スティール、3ブロックショットを記録。

マブスを指揮するジェイソン・キッドHCは、ブラウンのパフォーマンスがセルティックス勝利の鍵だったと感じたようだ。

キッドHCは現地8日、ブラウンのパフォーマンスについて質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。

彼らのベストプレイヤーはジェイレンだ。

彼のディフェンスを見てくれ。

彼はルカ（・ドンチッチ）にフルコートでついたり、フリースローを獲得したりと、あらゆることをやってみせた。

それこそベストプレイヤーがやることだ。

キッドHCのこの発言により、「ジェイレン・ブラウンとジェイソン・テイタム、どちらがセルティックスのベストプレイヤー？」という議論がなされている。

一般的にはテイタムがセルティックスのベストプレイヤーと考えられているが、ブラウンはイースタン・カンファレンスMVPに選出されるなど、このNBAプレイオフで素晴らしいパフォーマンスを見せている。

もしセルティックスがNBAタイトルを勝ち取ることができれば、ブラウンの評価はますます高まるに違いない。

なお、テイタムとブラウンのNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。

–	J・テイタム	J・ブラウン
G	15	15
MP	40.6	36.7
PTS	25.3	24.8
TRB	10.4	6.1
AST	5.9	2.6
STL	1.0	1.2
BLK	0.7	0.7
TO	2.7	2.6
FG％	43.8％	54.3％
3P％	29.9％	36.6％
FT％	83.9％	61.9％