スティーブ・カーHCがオフィシャルに怒り心頭「腹が立つ」
ゴールデンステイト・ウォリアーズは現地11日にヒューストン・ロケッツに敗れ、NBAカップ準々決勝で敗退した。
この日はウォリアーズにも勝利のチャンスがあったものの、試合終盤にジョナサン・クミンガとジェイレン・グリーンがルーズボールを奪い合った際、レフェリーはジャンプボールやタイムアウトではなくクミンガのファウルをコールした。
フリースロー2本を獲得したグリーンは2本とも成功させ、それが決勝点になったわけだが、ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCはクミンガのファウルをコールしたオフィシャルに腹を立てている模様。
カーHCは試合後、クミンガにファウルがコールされたプレイについて、次のように指摘したという。hoopsrumors.comが伝えている。
腹が立つ。
ラスベガスに行きたかった。
この大会を制したかった。
だが、できなくなった。
なぜなら、試合最終盤にリングから80フィートのところでルーズボールファウルがコールされたからね。
僕の人生の中でこんなのは見たことがない、
馬鹿げている。
HOUSTON HAS THE LEAD AFTER THIS WILD SEQUENCE 😱 pic.twitter.com/vg6xPLZUBx
— NBA on TNT (@NBAonTNT) December 12, 2024
リングから80フィート離れたところでジャンプボールの状況になった。
僕はあの状況でルーズボールファウルがコールされるのを見たことがない。
30年前に大学で一度見たことがあると思うが、NBAでは見たことがない。
許しがたい。
何が起こったかさえ理解できない。
リングから80フィートのところでのルーズボール、コートへのダイブ。
ボールを奪い合っている時に試合が決まるフリースローを与えるなんて信じられない。
(グリーンの)タイムアウトを認め、選手たちに試合を決めさせるべきだ。
それがオフィシャルの仕事だ。
特にこの試合は完全にレスリングマッチだったからね。
彼らは何もコールしなかった。
これはフィジカルな試合だ。
選手たちがコートにダイブしてルーズボールを争っている時にファウルをコール?
試合の行方がかかっているのに?
NBAは10億ドル規模の産業だ。
人々の仕事がかかっていることを忘れるべきではない。
カーHCのこの発言を受け、NBAはカーHCに罰金処分を科す可能性が高い。
だが、一発勝負のトーナメントの中での出来事だっただけに、カーHCの怒りが収まることはなさそうだ。
なお、クミンガのファウルをコールしたクルーチームのビル・ケネディは試合後、ファウルをコールした理由について次のように説明した。
ディフェンダーは(グリーンの)首と肩あたりに接触した。
だから、パーソナルファウルをコールするに値する。