トバイアス・ハリス ワールドカップ出場辞退について「休息が欲しかった」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのトバイアス・ハリスはこの夏、チームUSAのトレーニングキャンプメンバーに選出されたものの、ワールドカップへの出場を辞退した。
ハリスの他にも多くのスタープレイヤーたちが辞退を発表したが、ハリスはこの夏の時間を休息と来季への準備に使いたいと考えているようだ。
ハリスはワールドカップ出場辞退、そして東京オリンピックについて次のようにコメント。inquirer.comが伝えている。
「シーズンが終わった時、完全に健康な状態じゃなかった。休息が欲しかった。もちろん自分の国を代表して出たいよ。でも、俺自身のチームにとってベストなのは、健康を完全に取り戻すということだったんだ」
「他のバスケットボールプレイヤーたちのように(代表チームの一員として)出たい。来年夏にその機会が訪れ、健康な状態なら、その一部になりたいね」
ハリスはこの夏、シクサーズと5年契約を結んだ。
シクサーズはサイン&トレードでジミー・バトラーを放出したということもあり、ハリスにはスコアリングでの貢献がより求められるだろう。
ハリス自身もそれを理解しているというが、まずは健康な心身を取り戻し、来季に備えてもらいたい。
なお、昨季のハリスはロサンゼルス・クリッパーズとシクサーズでレギュラーシーズン82試合に出場し、平均34.7分のプレイで20.0得点(キャリアハイ)、7.9リバウンド(キャリアハイ)、2.8アシスト(キャリアハイ)、FG成功率48.7%(キャリアハイ)、3P成功率39.7%を記録。
キャリア8年を通してミルウォーキー・バックス、オーランド・マジック、デトロイト・ピストンズ、クリッパーズ、シクサーズでレギュラーシーズン通算546試合に出場し、平均30.4分のプレイで15.4得点、6.0リバウンド、1.9アシスト、FG成功率47.1%、3P成功率36.4%を記録している。
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