再建中のニューヨーク・ニックスはカイリー・アービングやケビン・デュラントなどスーパースターの獲得を狙っていたものの、いずれの計画も失敗に終わった。

だが、ボビー・ポーティスやジュリアス・ランドルなど多才なプレイヤーを獲得。

新たな布陣となったニックスは先月下旬から自主的にミニキャンプを開催しているというが、キャリア2年目を迎えるケビン・ノックスにによると、ミニキャンプ中に行われたスクリメッジは実戦さながらの激しさがあったという。

ノックスはその環境を喜び、ニックスが昨季とは違うチームに生まれ変わったと感じているようだ。

ノックスはニックスについて次のようにコメント。nypost.comが伝えている。

「すごく競争の激しい練習だ。全員がハングリーで、トレーニングキャンプを楽しみにしてる。多くの男たちは印象的だ。多くの男たちは、この夏を通して彼らのゲームに取り組んでる。多くの男たちには、俺が昨季、テレビで見てた男たちだ。みんなのゲームがどんどん良くなってきてる。トレーニングキャンプが待ちきれないよ」

「俺たちにはハードにプレイし、トラッシュトークする男たちを獲得した。俺たちはファミリーであり、（練習後は）笑顔が溢れてる。ただ、昨季とはまったく違うチームだ。確かに言えるのは、全体的に粘り強くプレイしてる。これは間違いなくシーズンを通して続くだろう。俺たちは互いを必要としてる。それこそ俺たちが求めてたものさ」

「すごく興奮してる。（先発が決まっていないことは）俺たちにとって大きなことだ。誰も先発を保証されてない。出場時間も保証されてない。フィズ（デイビッド・フィッツデールHC）はそう言ってる。それぞれの時間とポジションは、それぞれの力で勝ち取らないといけないんだ」

ノックスはルーキーだった昨季、素晴らしいパフォーマンスを見せた。

だが、来季のニックスにおいては出場機会を自らの手で勝ち取り、自身を証明し続けなければならないだろう。

ノックスにとってキャリア2年目となる来季はサバイバルゲームともなりそうだ。

昨季のノックスはレギュラーシーズン75試合に出場し、うち57試合に先発。

平均28.8分のプレイで12.8得点、4.5リバウンド、1.1アシスト、FG成功率37.0％、3P成功率34.3％を記録した。

なお、現時点のニックスのロスターは以下の通りだ。

選手名	ポジション	キャリア
カディーム・アレン	G	2
RJ・バレット	SG	ルーキー
イグナス・ブラズデイキス	SF	ルーキー
レジー・ブロック	SG	6
デイミアン・ドットソン	SG	2
ウェイン・エリントン	SG	10
タージ・ギブソン	F	10
アミール・ヒントン	G	ルーキー
VJ・キング	SF	ルーキー
ケビン・ニックス	SF	1
マーカス・モリス	F	8
フランク・ニリキーナ	PG	2
エルフリッド・ペイトン	G	5
ラマー・ピーターズ	PG	ルーキー
ボビー・ポーティス	PF	4
ジュリアス・ランドル	PF	5
ミッチェル・ロビンソン	C	1
デニス・スミス	PG	2
アロンゾ・トリアー	SG	1
ケニー・ウーテン	PF	ルーキー