スティーブ・カーHC「ステフィン・カリーをジェイムス・ハーデンのようには使わない」
ケビン・デュラントなど複数の主力プレイヤーたちを放出したゴールデンステイト・ウォリアーズは、厳しい出だしを強いられている。
ウィリー・コーリー・ステインとケボン・ルーニー、そしてクレイ・トンプソンが離脱しており、スティーブ・カーHCは難しい采配を余儀無くされていると言えるであろう。
ヒューストン・ロケッツがジェイムス・ハーデンにボールを集めているように、ステフィン・カリーにより多くボールを持たせるという戦略もあるかもしれないが、カーHCは現状のロスターでは難しいと感じているようだ。
カーHCはチームのオフェンスについて次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「彼をジェイムス・ハーデンのように使い、あらゆるプレイで彼にボールを持たせることができる。それは本当に難しいことだし、そのためにチームを編成しなきゃいけない。ハーデンにスペースを与えるため、ヒューストンはコートにシューターを5人置いてるよね。我々にはそういう人員がいないから、同じスペーシングはできない」
「また、そういうバスケットボールは彼をクタクタに疲れさせてしまうだろう。特にステフのような86kgのような男にとってはね。我々にはその人員が本当にいない。それにステフの観点から考えてもあまり意味があることとは思わないんだ」
トンプソンが離脱している今のウォリアーズのロスターでシューターと呼べるのはカリーとディアンジェロ・ラッセルのみであろう。
ロケッツと比較すると明らかにアウトサイドショットに弱みがあり、またコーリー・ステインが離脱中であり、クリント・カペラのような機動力があるビッグマンもいない。
この状況はまだまだ続きそうであるが、カーHCはさまざまなシステムを試し、模索していくことになりそうだ。
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