昨季中のトレードでベテランセンターのマーク・ガソルを、そしてこの夏のトレードでベテランポイントガードのマイク・コンリーをトレードで放出したメンフィス・グリズリーズは、ルーキーのジャ・モラントを中心としたチームに生まれ変わった。

新生グリズリーズは今季、厳しい出だしを強いられたものの、現在3連勝中。

その立役者となっているのがモラントだろう。

先日、フェデックスフォーラムに凱旋したコンリーも、モラントを高く評価しているようだ。

コンリーによると、凱旋試合でグリズリーズに敗れた後、モラントにこう伝えたという。ESPNが伝えている。

「彼にこう伝えたんだ。『俺は君のゲームが大好きだ。やり続けろ。君はスペシャルなプレイヤーさ。長くここにいるだろう』とね。彼は落ち着いてる。彼はターンオーバーをしない。彼は密集してるところでもプレイを成功させるし、ビッグタイムに正しいことをやる。たった10試合の20歳やってるんだ。スペシャルなことだよね」

コンリーは長年にわたってグリズリーズを牽引し続けた。

それゆえ、ルーキーながら素晴らしいパフォーマンスを続けているモラントを頼もしく思い、グリズリーズを託せると感じたことだろう。

またシーズンが始まって間もないが、モラントはさらに成長を続け、NBAを代表するスーパースターとしてグリズリーズのフランチャイズプレイヤーになるに違いない。

なお、今季のモラントは11試合に出場し、平均27.7分のプレイで18.9得点、3.4リバウンド、6.0アシスト、1.0スティール、FG成功率47.3％、3P成功率41.7％を記録している。