スティーブ・カー マイケル・ジョーダンの一度目の引退は「再チャージのため」
NBA史上最も偉大なプレイヤーを選ぶなら、マイケル・ジョーダンの名は必ず挙がるであろう。
シカゴ・ブルズを2度のスリーピートに導くなど数々の偉業を達成し、バスケットボールの神様となったジョーダン。
だが、NBAから2年間離れた期間がなければ、ブルズは8連覇を達成できていたのであろうか?
この話題について、ジョーダンと共にプレイしたスティーブ・カーは次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
「こう言われることがある。『もしマイケルが離脱しなかったら、君たちは8連覇した』とね。私がこれまでに聞いたなかで最も不合理だ。勝ち続けるためにどれほど感情が失われていくか、人々は理解してないんだ」
「我々が2度目のスリーピートを達成したのは、彼が(NBAを)離れている間にバッテリーを再チャージしたからだ。彼はそれを必要としてた。だから離れたのさ。彼は燃え尽きてたんだ」
カーによると、父が亡くなったことも、ジョーダンがバッテリーを再チャージしなければならなかった理由のひとつだという。
ジョーダンは一度目の引退の後、ベースボールに挑戦したが、1995年3月にNBAに復帰。
そのシーズン、ブルズはカンファレンスセミファイナルでシャキール・オニールとアンファニー・”ペニー”・ハーダウェイ擁するオーランド・マジックに敗れてしまったものの、ジョーダンが完全復活した翌シーズンは王座奪還した。
これほどの偉業を達成するにあたり、ジョーダンは精神を相当削ったことであろう。
この先、ジョーダンほどのインパクトを残せるプレイヤーは現れるのであろうか。
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