この夏FAのフレッド・バンブリート「フェアな交渉を望む」
シーズンが中断され、プレイヤーたちは自宅でトレーニングに励んでいる。
ほとんどのプレイヤーがシーズン再開を待ち、コンディションの維持に務めているが、今季限りで契約が満了となるプレイヤーは、次の契約の行方が気になっていることだろう。
この夏にFAになるトロント・ラプターズのフレッド・バンブリートによると、NBAチームが経済的に大きなダメージを受けていることを理由にし、FA選手たちに不利な契約を結ばせようとする可能性があるという。
バンブリートは今年のFA交渉について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
「最悪だ。男たちはこの時のために人生をかけて働いているからね。俺のことだけではなく、(デトロイト・ピストンズの)クリスチャン・ウッドのような男たちのことも考えてみてくれ。彼は素晴らしいプレイを見せ、シーズン後半を迎えた。この夏にはFAになる。彼のような男にとって、これ(シーズン中断による経済的損失)は何を意味する?ただ、FA選手たちがフェアに交渉できるように、リーグと組合は良い仕事をしてくれるだろう」
そう話すバンブリートだが、結局のところは人々の健康と幸せ、健全な精神が最も重要であり、厳しい状況を強いられている今は物事をできるだけポジティブに考えることが求められているという。
一方、NBAプレイヤーたちはサラリーの減額に応じたが、FAになる選手たちにとって難しい契約交渉になるのは間違いないだろう。
果たしてバンブリートは希望通りの契約を結べるのだろうか。
なお、今季のバンブリートは48試合に出場し、平均35.8分のプレイで17.6得点(キャリアハイ)、3.8リバウンド(キャリアハイ)、6.6アシスト(キャリアハイ)、1.9スティール(キャリアハイ)、FG成功率40.9%、3P成功率38.8%を記録。
キャリアではレギュラーシーズン通算225試合に出場し、平均23.5分のプレイで10.3得点、2.5リバウンド、4.0アシスト、1.0スティール、FG成功率41.1%、3P成功率39.2%を記録している。
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