ボブ・マイヤーズGMがケビン・デュラント獲得後の優勝について「喜びを得られなかった
ゴールデンステイト・ウォリアーズは2015-16シーズンのNBAファイナルでクリーブランド・キャバリアーズに歴史的な逆転劇を許した後、スーパースターのケビン・デュラント獲得に成功した。
デュラント、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンという強力なラインアップが揃ったウォリアーズは、翌シーズンのファイナルでキャブスに4勝1敗で勝利し、リベンジに成功。
さらに翌シーズンも圧倒的な強さを見せ、ファイナルでキャブスをスウィープし、連覇を達成した。
だが、あまりに強力なラインアップだったため、ゼネラルマネージャーのボブ・マイヤーズはチームの成績を当然のものとして見ていたようだ。
マイヤーズGMによると、デュラント獲得後の優勝には喜びを感じなかったという。マイヤーズGMのコメントをESPNが伝えている。
ケビンとの2度目の優勝の後、「やるべきことをやっただけだ。素晴らしい仕事をした」という感じだった。
喜びを感じなかったんだ。
誰のせいでもないよ。
どんなことにも重みというものがあると思う。
(マイケル・ジョーダン時代のシカゴ・ブルズには)あらゆるものに重みがあり、人間関係に重みがあったはずさ。
ウォリアーズは1990年代のブルズのようにスリーピートの期待がかかっていた。
だが、スリーピートを狙った昨季のファイナルでデュラントがアキレス腱断裂で、クレイ・トンプソンが前十字靭帯断裂で離脱。
そしてデュラントを失った今季は厳しい戦いを強いられ、タイトルコンテンダーだったチームは一転、リーグワーストのチームとなってしまった。
ただ、トンプソンが復帰する来季はタイトルコンテンダーとしての強さを取り戻すだろう。
ウォリアーズは天国から地獄に落とされただけに、来季優勝することができれば最高の喜びを感じられるに違いない。
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