クリス・ポール「クリッパーズに欠けていたのは運」
クリス・ポール、ブレイク・グリフィン、ディアンドレ・ジョーダンを擁した当時のロサンゼルス・クリッパーズは、タイトル獲得を狙えるリーグ屈指の強豪チームだった。
ジャマール・クロフォードなど素晴らしいサポートメンバーを揃え、ドック・リバースHCの指揮の下、フランチャイズ初となるタイトル獲得が期待されていたクリッパーズ。
だが、カンファレンスファイナルにさえ進出することができなかった。
では、なぜリーグ屈指のタレント軍団だったにもかかわらず、タイトルを獲得できなかったのだろうか?
ポールによると、当時のクリッパーズには運がなかったという。
ポールは当時を振り返り、次のようにコメント。si.comが伝えている。
(リバースHCが)よく言っていたものさ。
「チャンピオンになるためには運も必要だ」とね。
僕たちに幸運が訪れたことは一度もなかった。
ドナルド・スターリングの一件はチームとしての僕たちの欠点とは何の関係もないと思うよ。
間違いなく予想外のことだったけれど、それが人生さ。
スターリングの一件により、ボイコットの可能性を報じられたクリッパーズだったが、NBAや他のチームのサポートもあり、プレイを続けた。
とはいえ、この問題があったからこそスティーブ・バルマーがオーナーに就任し、フランチャイズとして好転につながったと言えるだろう。
当時のクリッパーズはグリフィンなど主力プレイヤーたちの負傷離脱があり、安定して戦うことができなかった。
それもまた運がなかったということなのかもしれない。
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