ベテランフォワードのトレバー・アリーザは先日、所属するポートランド・トレイルブレイザーズにオーランドで再開するシーズンに参加しない旨を伝えた。

今季途中のトレードでブレイザーズに加わったアリーザはチームにとって重要なひとりであり、ディフェンスとオフェンス両面で貢献できるアリーザの不在はブレイザーズにとって大きなダメージとなるだろう。

エースのデイミアン・リラードも、アリーザ不在を嘆いている模様。

リラードはアリーザの決断について次のようにコメント。NBC Sports Bay Areaが伝えている。

（アリーザの不在は）大きな損失だ。

回避する方法はなかったと思う。

「誰かがステップアップしなければならない」と言うような状況ではない。

それが本当のことであったとしてもね。

僕たちにとってはあくまで損失だ。

ただ、僕は彼の意見をリスペクトしている。

もし僕が同じ状況にいたなら、同じことをやっただろう。

我々は今季、たくさんの逆境に見舞われたと思う。

だからアリーザの不在はチームにとって痛手になると考えなければならない。

だがユスフ・ナーキッチとザック（・コリンズ）が戻ってくるし、それは僕たちにとって大きな助けとなるだろうね。

アリーザは12歳の息子の親権を争っている最中であり、オーランドでのシーズン中に面会期間が設定されているため、シーズン辞退を決断。

ブレイザーズ移籍以降は先発フォワードとして活躍していただけに、アリーザの不在はプレイオフ進出を狙うブレイザーズに大きな影響を及ぼすだろう。

なお、アリーザのブレイザーズ移籍以降とキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	ブレイザーズ移籍後スタッツ	キャリアスタッツ
所属チーム	ポートランド・トレイルブレイザーズ	ニューヨーク・ニックス オーランド・マジック ロサンゼルス・レイカーズ ヒューストン・ロケッツ ニューオーリンズ・ホーネッツ ワシントン・ウィザーズ フェニックス・サンズ サクラメント・キングス ポートランド・トレイルブレイザーズ
出場試合数	21	1064
平均出場時間	33.4	29.7
平均得点	11.0	10.5
平均リバウンド	4.8	4.8
平均アシスト	2.0	2.2
平均スティール	1.6	1.5
平均ターンオーバー	1.3	1.4
FG成功率	49.1％	42.3％
3P成功率	40.0％	35.2％
フリースロー成功率	87.2％	73.2％