ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは、現地30日から再開するNBAシーズンへ向けて心身ともにベストな状態になるよう日々努めている。

その一方で、ホテルの食事や部屋に不満を感じ、SNSを通してフラストレーションを発散している選手も少なくない。

だが、ギリシャ出身のヤニス・アンテトクンポによると、生活が苦しかった少年時代と比較すると格段に恵まれた環境で生活できるという。

アンテトクンポはオーランドでのホテル生活について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

僕はすごく恵まれた状況にいるし、文句を言うことはできない。

人生においては文句を言いたくなる時もあるし、常に問題や課題がある。

だが、僕はそのようなことに集中しない。

以前にも言ったように、若い頃に兄弟と生活したギリシャのアパートはスイートルームよりずっと狭かった。

だからこの時間を楽しもうと思うよ。

アンテトクンポは先日、無名の頃に母と共に映画出演していたと報じられたが、金銭を稼ぐためだったという。

今ではNBA最高の選手のひとりとなり、一瞬で大金を稼げるようになったアンテトクンポ。

だが少年時代の貧しい経験を忘れず、慢心することなくNBA史上最高のプレイヤーを目指すことだろう。