デンバー・ナゲッツはカンファレンスセミファイナル第1戦でロサンゼルス・クリッパーズに完敗したものの、第2戦は見事復活し、シリーズを1勝1敗のタイに戻すことに成功した。

第2戦ではオールスターのニコラ・ヨキッチとジャマール・マレーがふたりで53得点を記録し、ナゲッツを牽引。

NBAチャンピオン最有力候補のクリッパーズを寄せ付けることなく第2戦を制したが、指揮官のマイケル・マローンHCによると、クリッパーズに勝利するためにはもっと良い仕事をしなければならないという。

マローンHCは第2戦の内容を受け、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

我々はオフェンスでもっと良い仕事をしなければならない。

もっと速くボールを回し、正しくスペーシングし、プレイを成功させなければならない。

彼ら（クリッパーズ）はスモールラインアップで攻めてきた。

（イビチャ・）ズバッツをベンチに下げ、モントレズ（・ハレル）をベンチに下げ、ジャマイカル・グリーンを5番のポジションで起用した。

彼（ヨキッチ）がポストでボールを持つたびに、彼らはダブルチームを仕掛けてきたんだ。

マローンHCによると、クリッパーズのような強豪チームに勝つにはヨキッチとマレーだけに頼らず、ゲイリー・ハリスやジェラミ・グラントに第3のスコアラーになり、オフェンスを牽引してもらいたいという。

クリッパーズはオフェンスだけなくディフェンスにも優れたチームであり、勝つのは簡単ではない。

シリーズ第3戦では、クリッパーズがダブルチームを仕掛けてきた時にナゲッツがどう対処するのか注目したいところだ。