ケント・ベイズモアが批判集中のパスカル・シアカムに「ノイズはブロックしろ」
NBA連覇を目指したトロント・ラプターズは、強豪ボストン・セルティックスと激闘を繰り広げたものの一歩及ばず、カンファレンスセミファイナルで姿を消すこととなった。
とはいえ、昨年夏にカワイ・レナードを失ったラプターズがこれほど素晴らしい戦いを見せると思っていた者は決して多くないだろう。
だが、ラプターズを牽引し、NBAキャリア初となるオールスターに選出されたシアカムには批判が集中している。
今季のシアカムは素晴らしいパフォーマンスを見せていたものの、プレイオフに入ると停滞。
重要な場面でショットを決めることができず、ラプターズを勝利に導けなかったシアカムには「アフリカに帰れ!」など過激な批判が相次いでいる。
同じNBAで戦うケント・ベイズモアは、シアカムに対する批判が行き過ぎていると感じているようだ。
ベイズモアはシアカムに対する心無い批判について、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
君たち皆、シアカムから手を引け!
彼らがここまで来ることができた大きな理由のひとつは彼だ!
仕事を続けようぜ、ブラザー!
ノイズはブロックしろ!!!
一方、「君が勝っている時、彼らは君を愛する。だが、そうではない時、君は人種差別主義者からターゲットにされてしまう。パスカル・シアカムもひとりの人間であることを忘れてはならない」などとシアカムを擁護する声もあがっている。
常に100%の力を発揮できるNBAプレイヤーはひとりもいない。
苦しみながらも全力でプレイし続けたシアカムには、称賛と労いの言葉をかけるべきだろう。
NBA選手たちに対する批判がなくなることはないだろうが、せめて心無い批判がなくなることを祈りたい。
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