ロンゾ・ボール「来季の目標はMIP」
昨季中のトレードでロサンゼルス・レイカーズからニューオーリンズ・ペリカンズに移籍したロンゾ・ボールは今季、キャリアベストのパフォーマンスを見せた。
昨年夏にシュートフォームを調整し、課題としていたアウトサイドショットは顕著に改善。
昨年のNBAドラフト1位選手であるザイオン・ウィリアムソンとの相性も抜群であり、ペリカンズに不可欠な選手となった。
だが、オーランドで行われたNBAシーズンでは精彩を欠き、トレードの噂も浮上。
ペリカンズがボールをトレードするか否かは次期ヘッドコーチ次第と言えそうだが、ボールはさらなる飛躍を誓い、ひとつの目標を立てたようだ。
ボールは来季について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕たちがプレイオフに進出したら、1試合ずつ戦っていく。
僕のことを言えば、来季は間違いなくMVPを獲得できるだろう。
今季のMIPには、レイカーズ時代から共に戦ってきたブランドン・イングラムが選出された。
ステップアップし、NBAを代表するスタープレイヤーのひとりになったイングラムは、ボールにとって良い模範となるだろう。
とはいえ、ボールには課題が多い。
近年のNBAではファウルをもらってフリースローで得点を重ねることも重要であり、フリースローが苦手なボールはまずそこを克服したいところだ。
なお、ペリカンズの次期ヘッドコーチ候補として現時点ではタイロン・ルーとマイク・ダントーニが挙がっている。
ボールのスタッツは以下の通りだ。
– | 今季スタッツ | キャリアスタッツ |
---|---|---|
出場試合数 | 63 | 162 |
平均出場時間 | 32.1 | 32.3 |
平均得点 | 11.8 | 10.7 |
平均リバウンド | 6.1 | 6.1 |
平均アシスト | 7.0 | 6.6 |
平均スティール | 1.4 | 1.5 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 2.7 |
FG成功率 | 40.3% | 39.0% |
3P成功率 | 37.5% | 34.1% |
フリースロー成功率 | 56.6% | 48.7% |
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