ケビン・ラブがMVPを逃したレブロン・ジェイムスについて語る
NBA2019-20シーズンのMVPには、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポが選出された。
2年連続の受賞となったアンテトクンポは85の1位票を獲得。
文句なしの受賞と言えるだろう。
一方、アンテトクンポとMVPを争ったロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、1位票16にとどまった。
これを受け、ジェイムスと共にクリーブランド・キャバリアーズをフランチャイズ初のNBAタイトル獲得に導いたケビン・ラブが言及した模様。
ラブによると、ジェイムスはMVPを逃したことを確実にモチベーションに変えるという。ラブのコメントをthe Los Angeles Timesが伝えている。
彼は「僕は受賞しないかもしれない。だが、1位票は多く獲得するだろう」という感じだったと思うよ。
多くの人たちも同じ意見なんじゃないかな。
ヤニスはMVPを受賞した。
だが、彼(ジェイムス)はもっと1位票を得るに値したと思う。
ただ、彼はジョーダンのラストダンスのようだ。
僕はラストダンスをもう一度見た。
7日間の隔離期間があったからね。
何かに手が届かなかった時の彼は「OK、僕はそれをモチベーションに変える。腹が立つ」という感じだ。
ブロンも「腹が立つ」と言ったよね。
彼はモチベーションに変えるだろう。
彼にさらなるモチベーションは必要ない。
だが、彼はバネするための材料を見つけるんだ。
今季のMVPはシーズン中断前までの成績で決まるため、アンテトクンポの受賞は妥当と言えるだろう。
だが、ジェイムスに投じられた1位票の数は、確かに少なすぎたかもしれない。
ジェイムスはこの結果をバネにし、レイカーズを悲願のNBAチャンピオンに導いてくれるだろう。
なお、アンテトクンポとジェイムスの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | ヤニス・アンテトクンポ | レブロン・ジェイムス |
---|---|---|
出場試合数 | 63 | 67 |
平均出場時間 | 30.4 | 34.6 |
平均得点 | 29.5 | 25.3 |
平均リバウンド | 13.6 | 7.8 |
平均アシスト | 5.6 | 10.2 |
平均スティール | 1.0 | 1.2 |
平均ブロックショット | 1.0 | 0.5 |
平均ターンオーバー | 3.7 | 3.9 |
FG成功率 | 55.3% | 49.3% |
3P成功率 | 30.4% | 34.8% |
フリースロー成功率 | 63.3% | 69.3% |
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