アイザイア・トーマス「過去3年間片足で世界最高の選手とプレイしようとしていた」
ベテランポイントガードのアイザイア・トーマスはボストン・セルティックスに所属していた当時、NBAを代表するスタープレイヤーのひとりだった。
第4Qで抜群の勝負強さを見せ、オールスターにも選出されたトーマス。
だが、股関節の怪我がトーマスのキャリアを低迷させ、セルティックスを離れて以降は十分なパフォーマンスを見せることができずにいる。
しかし、約5カ月前に受けた手術がうまくいき、トーマスはNBAキャリアを復活させることができると確信しているようだ。
トーマスは自身の状態について次のように言及。larrybrownsports.comが伝えている。
もう痛みはない。
(股関節を)フルに動かすことができる。
3年もの間、僕は片足で世界最高の選手たちとプレイしようとしていた。
朝に靴下を履く時は子どもたちの助けが必要だったんだ。
今はウェイトを持ち上げることができる。
低いスクワットもできる。
1日2回ワークアウトできる。
動けるし、止まることができるし、止まってから動くこともできる。
それを証明する科学的根拠もあるよ。
トーマスは現在31歳。
ここ数年のNBAではアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングやメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントなど優秀な若手ポイントガードたちが台頭しているため、トーマスがかつてのようにNBAチームの顔になることはないかもしれない。
だが、かつてのフォームを少しでも取り戻すことができれば、ベンチプレイヤーとして強力なオプションになるだろう。
まずは所属するNBAチームを見つけ、まだまだNBAで戦えることを証明したいところだ。
なお、トーマスのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリアスタッツ |
---|---|
所属チーム | サクラメント・キングス フェニックス・サンズ ボストン・セルティックス クリーブランド・キャバリアーズ ロサンゼルス・レイカーズ デンバー・ナゲッツ ワシントン・ウィザーズ |
出場試合数 | 525 |
平均出場時間 | 28.9 |
平均得点 | 18.1 |
平均リバウンド | 2.5 |
平均アシスト | 5.0 |
平均スティール | 0.9 |
平均ターンオーバー | 2.3 |
FG成功率 | 43.6% |
3P成功率 | 36.4% |
フリースロー成功率 | 87.2% |
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