カーメロ・アンソニー「サンダーでの1年間は楽しかった」
元NBAオールスターのカーメロ・アンソニーは2017年夏、約6年半過ごしたニューヨーク・ニックスを離れ、オクラホマシティ・サンダーへ電撃移籍した。
当時ラッセル・ウェストブルックを中心としていたサンダーはアンソニーの他、オールスターフォワードのポール・ジョージも獲得。
ウェストブルック、ジョージ、アンソニーというビッグ3が結成されたサンダーには、NBAタイトルの期待がかかっていた。
だが、プレイオフには進出したものの、ユタ・ジャズにファーストラウンドで敗れるという期待外れの結果に終わった。
アンソニーによると、ファーストラウンドで敗退した直後はウェストブルック、ジョージと共に翌シーズンのリベンジを誓っていたという。
アンソニーは当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕個人としては、OKCでの時間は本当に楽しかった。
皆と一緒にいるのは楽しかったよ。
知っての通り、僕たちはやるべきことをやらなかった。
目標はあのチームで勝つことだったんだ。
それをやらなかった。
(ファーストラウンドで敗れた後)僕は来季のカムバックを考えていた。
僕たちならもっと良くなれると思っていた。
そのシーズンは皆にとって新しいことばかりだったからね。
ラス、これは君のチームだ。
僕はニューヨークでオールスターイヤーを終えたばかりだった。
うまくやろうとは思っていたが、うまくいかなかった。
そして金の問題が発生した。
僕は自分が何に直面しているか分かっていたんだ。
OKCがうまくいくことを願っていたのだけれどね。
サンダーはウェストブルックとジョージの契約金の関係もあり、わずか1年でアンソニーをトレードで放出した。
アンソニーによると、サンダーからトレードを言い渡される前、チームの輪から外されたように感じたという。
チームのミーティングにも呼ばれないままアトランタ・ホークスにトレードされたというアンソニー。
もしアンソニーがサンダーに残り、ウェストブルックとジョージ、アンソニーのビッグ3でもう1年戦えていたら、何か偉業を達成できていただろうか?
なお、アンソニーのサンダー在籍当時とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2017-18 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 78 | 1122 |
平均出場時間 | 32.1 | 35.7 |
平均得点 | 16.2 | 23.6 |
平均リバウンド | 5.8 | 6.5 |
平均アシスト | 1.3 | 2.9 |
平均スティール | 0.6 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.3 | 2.6 |
FG成功率 | 40.4% | 44.8% |
3P成功率 | 35.7% | 34.9% |
フリースロー成功率 | 76.7% | 81.2% |
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