ジェラミ・グラントがピストンズ移籍理由について「ファンには分からないと思う」

NBAキャリア7年目を迎えているジェラミ・グラントは昨季、デンバー・ナゲッツで素晴らしいパフォーマンスを見せた。
昨季のNBAプレイオフではスターターに定着し、ナゲッツにとって重要なプレイヤーのひとりになったグラント。
だが、ナゲッツに残留せず、3年6000万ドルの契約でデトロイト・ピストンズに移籍した。
NBAタイトルコンテンダーのナゲッツから再建中にピストンズへの移籍に驚いたファンは多いだろうが、グラントなりの理由があったようだ。
グラントはピストンズ移籍について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
(勝てるチームを離れることを)ファンが理解するのは難しいと思う。
だが、選手なら理解できるんじゃないかな。
プレイしていない人々が理解するのは難しいと思う。
なぜなら、彼らは選手と同じアングルから見ていないからね。
僕はバスケットボールプレイヤーである前に黒人だ。
すべてとは言わないが、僕は僕たちと同じ苦しみを経験してきた黒人たちと同じ理解の感覚を持っている。
コートの中でも外でもね。
君たちの周りに君たちのような人々がいると良い繋がりが生まれるし、自分自身のことをより良く感じられるようになると思うんだ。
ピストンズのヘッドコーチを務めるドウェイン・ケーシーと、ゼネラルマネージャーを務めるトロイ・ウィーバーは黒人だ。
グラントによると、彼らが指揮を執っているからこそ、ピストンズへの移籍を決断したという。
ピストンズは今季8試合を終えた時点でNBAワーストの1勝7敗にとどまっている。
だが、グラントはピストンズの一員であることを誇りに思い、フランチャイズのために全力を尽くすだろう。
なお、グラントの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 今季スタッツ | NBAキャリア |
|---|---|---|
| 所属チーム | デトロイト・ピストンズ | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ オクラホマシティ・サンダー デンバー・ナゲッツ デトロイト・ピストンズ |
| 出場試合数 | 8 | 462 |
| 平均出場時間 | 36.3 | 24.7 |
| 平均得点 | 24.0 | 9.5 |
| 平均リバウンド | 6.0 | 3.9 |
| 平均アシスト | 1.6 | 1.1 |
| 平均スティール | 0.9 | 0.6 |
| 平均ブロックショット | 1.3 | 1.1 |
| 平均ターンオーバー | 1.3 | 0.9 |
| FG成功率 | 44.4% | 46.4% |
| 3P成功率 | 34.4% | 34.7% |
| フリースロー成功率 | 90.2% | 67.6% |



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