カール・マローンがザイオン・ウィリイアムソン「疲れていてはいけない」
2019年のNBAドラフト1位選手であるザイオン・ウィリアムソンは、ルーキーだった昨季のほとんどを怪我で欠場した。
だが、今季は出場時間の制限もなくなり、フルでプレイしている。
ウィリアムソンはサイズとフィジカル、スピード、スキルを兼ね備えた稀有なNBA選手であり、ウィリアムソンのような身体を持ったNBA選手はそう現れないだろう。
そんな中、NBAレジェンドのカール・マローンがウィリアムソンに言及した模様。
マローンは元NBAプレイヤーである”ビッグベイビー”ことグレン・デイビスの言葉を引用し、次のように語ったという。clutchpoints.comが伝えている。
僕はザイオン・ウィリアムソンが大好きだ。
僕たちは彼のポテンシャルを完全には見ていないのかもしれないね。
かつてルイジアナ州立大学でプレイした若者がいた。
”ビッグベイビー”デイビスだ。
ビッグベイビーは8カ月前、こう言っていた。
「僕がこれから言うことは問題になってしまうかもしれない。皆がザイオン・ウィリアムソンを愛していることは知っている。僕も彼のことが大好きだ。だが、ザイオンは僕と似たような体型をしている。彼が最適な体型にならなければ、我々が彼のフルポテンシャルを知ることはないだろう」
彼は熱く語っていた。
彼には平均40分の出場時間が必要だ。
21歳か22歳の若者が疲れていてはいけない。
現在20歳のウィリアムソンの今季の平均出場時間は32.6分であり、昨季を5分ほど上回っている。
平均40分となると、まだ若いとはいえ身体に大きな負担がかかってしまいかねない。
近年のNBAでは出場時間も徹底管理されているため、ペリカンズがウィリアムソンに平均40分の出場時間を与えることはないだろう。
体重の問題は懸念されるところだが、少なくともビッグベイビー以上のNBAキャリアを送ってもらいたいところだ。
なお、ウィリアムソンの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 昨季スタッツ | 今季スタッツ |
---|---|---|
出場試合数 | 24 | 12 |
平均出場時間 | 27.8 | 32.6 |
平均得点 | 22.5 | 23.4 |
平均リバウンド | 6.3 | 8.0 |
平均アシスト | 2.1 | 1.8 |
平均スティール | 0.7 | 1.1 |
平均ブロックショット | 0.4 | 0.4 |
平均ターンオーバー | 2.5 | 2.8 |
FG成功率 | 58.3% | 59.1% |
3P成功率 | 42.9% (6/14) | 0% (0/3) |
フリースロー成功率 | 64.0% | 63.9% |
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