ジェイムス・ハーデン「ヒューストンでは消耗していた」
元MVPのジェイムス・ハーデンはヒューストン・ロケッツにトレードを要求し、ブルックリン・ネッツに移籍した。
ネッツにはケビン・デュラントとカイリー・アービングというNBAトップクラスのスコアラーがいるため、ハーデンはゲームメイクに専念している。
ロケッツ時代とは明らかに役割が変わったハーデンだが、これからのNBAキャリアを考えると今のほうが良い環境なのかもしれない。
ハーデンによると、ロケッツ時代は常にスコアリングを求められ、消耗していたという。
ハーデンはロケッツ時代を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕がヒューストンにいた時の状況は、君たちも知っている通り毎晩40得点を記録し、チームに勝利のチャンスをもたらさなければならなかった。
何年もね。
だから消耗していたんだ。
ここではプレイメイカーとしてのスキルを利用することができる。
皆を巻き込むことができるし、ボールを持つたびにスコアリングを気にする必要はない。
僕の負担は軽減されているんだ。
偉大なスコアラーが二人もいることは、ハーデンのプレイメイクをより簡単にするだろう。
また、チームメイトたちもハーデンのプレイメイクで能力を最大限発揮することができる。
ロケッツ時代と比較すると明らかに負担が軽減されたハーデンは、常にフレッシュな状態でプレイし、ネッツを勝利のチームへと生まれ変わらせるに違いない。
なお、ハーデンのネッツ移籍後とロケッツ時代のスタッツは以下の通りとなっている。
– | ネッツ | ロケッツ |
---|---|---|
出場試合数 | 13 | 621 |
平均出場時間 | 39.0 | 37.0 |
平均得点 | 23.3 | 29.6 |
平均リバウンド | 8.2 | 6.0 |
平均アシスト | 11.3 | 7.7 |
平均スティール | 1.1 | 1.8 |
平均ターンオーバー | 4.2 | 4.4 |
FG成功率 | 47.9% | 44.3% |
3P成功率 | 36.0% | 36.2% |
フリースロー成功率 | 89.5% | 86.2% |
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