NBAオールスターのジェイムス・ハーデンはシーズン中のトレードでヒューストン・ロケッツを離れ、ブルックリン・ネッツに移籍した。

望ましい形での去り方ではなかったが、ハーデンのヒューストンに対する愛情は今も変わっていない。

clutchpoints.comによると、ハーデンは記録的な寒波により大打撃を受けたヒューストンの人々を救うため、ヒューストンで新たに開店したレストランから3000食を無償提供したという。

ドライブスルー方式で食事を提供したというが、レストランに来ることができない人々にはデリバリーで届けたと報じられている。

ハーデンのトレードが決まった時、ヒューストンの洗車場ではハーデンのユニフォームと引き換えに洗車無料のサービスを提供した。

また、中にはハーデンのユニフォームを燃やす過激なファンも見られたが、ハーデンに感謝と愛の言葉を送ったファンも少なくない。

願わくばハーデンの行動がロケッツファンとの間にある溝を埋め、ファンが戻ったトヨタセンターに凱旋する際にはスタンディングオベーションで迎えられてもらいたいところだ。