ポール・ジョージ「デイミアン・リラードのレンジはクレイジー」
現地7日に行われたNBAオールスターゲームは、デイミアン・リラードの超ロングレンジ3Pが決勝点となり、チーム・レブロンが勝利した。
今年のNBAオールスターゲームで特に注目を浴びたのは豪快なダンクや華麗なアシストではなく、ステフィン・カリーとリラードによる超ロングレンジショットだったと言えるだろう。
カリーとリラードはハーフコートラインあたりから3Pショットを次々と成功させ、チーム・レブロンにアドバンテージをもたらすと、最後もリラードの超ロングレンジショットで締めくくった。
これにより再び話題を集めることとなったのが、チーム・レブロンの一員として出場したポール・ジョージだ。
ジョージは2019年のNBAプレイオフでリラードに超ロングレンジショットを決められた後、「あれは悪いショットだ」と指摘したことにより、NBAファンから批判された。
そのジョージがNBAオールスターゲームを終えた後、リラードの超ロングレンジショットに言及したという。clutchpoints.comが伝えている。
プレイオフでのデイムのショットを『悪いショット』と言ったが、適切な理由があって批判されたのだろうね。
つまり、あの男のレンジはクレイジー。
ああいったショットを決めてしまう彼らの能力はクレイジーだ。
君たちが言っているように、ただバーフコートから狙っているのではない。
彼らのレンジ内のショットなんだ。
彼らならもっと深い位置からでも決めることができるだろう。
僕はそういったショットを見てきた。
デイムとステフ、彼らがどんどん遠いところからショットするのを見てきたんだ。
僕があのレンジからシュートを狙うかは分からない。
あのレンジからでもシュートできるが、時間が少なくなった時やハーフタイム前、クオーター終了前に狙うだろうね。
僕のハーフコートオフェンスの一部としてあのようなシュートは狙うことはないと思うよ。
最後に「リラードのあのショットは悪いショットだった?」と質問されたジョージは、「素晴らしいショット」と笑顔で答えたという。
リラードとカリーがNBAオールスターゲームという大舞台で驚異的な超ロングレンジショットを繰り広げたことにより、彼らのショットを見た子どもたちは真似をし、いずれはNBAに超ロングレンジショットをもたらすだろう。
NBAは以前、4Pラインを検討していると報じられたが、選手たちのレンジが広がれば広がるほど4Pライン導入は現実味を帯びそうだ。
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