2014年のNBAドラフト2位選手であるジャバリ・パーカーは先日、2年契約でボストン・セルティックスに移籍した。

パーカーはミルウォーキー・バックスに入団した当初、NBAを代表するスター選手への成長が期待されたものの、大怪我に2度見舞われると、その後は低迷。

ここ数年は移籍を繰り返し、結果を残せない時間が続いていた。

そのパーカーが現地17日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦でセルティックスデビューし、約16分の出場時間で11得点、4リバウンドとまずまずのパフォーマンスを見せた。

チームメイトのマーカス・スマートは、パーカーがセルティックスのシステムにフィットし、NBAキャリアを取り戻すことを期待しているのかもしれない。

スマートはパーカーについて次のようにコメントしたという。NESNが伝えている。

彼には「全力でプレイしろ。そうすればすべてはついてくる」と伝えているんだ。

彼はすごくうまくやってくれた。

システムを知らずにバスケットボールをプレイし、バスケットボール選手として活躍したことを本当に嬉しく思う。

彼がもっと僕たちのプレイに加わり、すべてを学べば、うまくフィットするだろう。

ただ、ここでの初戦はすごくうまくプレイしたし、僕たちは彼のことを誇りに思っているよ。

今季のセルティックスは安定しない戦いが続いていたが、NBAプレイオフが近づくにつれてギアを上げると、現在6連勝中と絶好調。

まだ26歳と若いパーカーにはベンチスコアラーとしてセルティックスのさらなる躍進に貢献すると同時に、NBAキャリアを取り戻してもらいたいところだ。

なお、パーカーの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	今季スタッツ	NBAキャリア
所属チーム	サクラメント・キングス ボストン・セルティックス	ミルウォーキー・バックス シカゴ・ブルズ ワシントン・ウィザーズ アトランタ・ホークス サクラメント・キングス ボストン・セルティックス
出場試合数	4	289
平均出場時間	10.8	28.7
平均得点	4.8	14.8
平均リバウンド	2.5	5.7
平均アシスト	0.3	2.1
平均スティール	0	0.9
平均ターンオーバー	1.3	1.8
FG成功率	69.2％	49.4％
3P成功率	0％	32.3％
フリースロー成功率	50.0％	73.9％