NBAレジェンドのオスカー・ロバートソン「ラッセル・ウェストブルック批判は馬鹿げている」
ワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルックは今季、トリプルダブルの平均スタッツでチームを牽引している。
複数のシーズンでトリプルダブルのスタッツを記録したのは、NBA史上オスカー・ロバートソンとウェストブルックのみ。
だが、NBA史に残る偉業を達成しているにもかかわらず、ウェストブルックには「彼はチームをNBAチャンピオンに導けない」などという批判が後を絶たない。
そんな中、ロバートソンがウェストブルックに言及した。
ロバートソンによると、NBAタイトルは個人ではなくチームとして勝ち取るものであり、ウェストブルックを批判するのは筋違いだという。ロバートソンのコメントをtalkbasket.netが伝えている。
彼がチャンピオンになっていないからという理由で彼を批判するスポーツライターたちがいる。
私は馬鹿げていると思っている。
選手は個人の力によってチャンピオンを勝ち取るのではない。
優れたマネジメントが不可欠だ。
それに適切な選手たちがいなければならないんだ。
ブルックリンを見てみてくれ。
数年前に誰がこうなると思っていただろうか?
状況は変化している。
まだサッカーの世界では見られないが、今バスケットボールの世界では、選手たちがひとつのチームに集結し、「このチームのためにプレイしよう。そうすればチャンピオンになれる」と言っている。
数年前は誰もこのようなことになるとは思っていなかっただろう。
現地3日のインディアナ・ペイサーズ戦では14得点、21リバウンド、24アシスト、同5日のミルウォーキー・バックス戦では29得点、12リバウンド、17得点と、これまで誰も見たことがないようなパフォーマンスを繰り広げているウェストブルック。
NBAレジェンドであるロバートソンのサポートは、ウェストブルックをさらに前に突き動かすだろう。
なお、ウェストブルックの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 59 | 937 |
平均出場時間 | 35.9 | 34.7 |
平均得点 | 21.9 | 23.2 |
平均リバウンド | 11.3 (キャリアハイ) | 7.3 |
平均アシスト | 11.3 (キャリアハイ) | 8.5 |
平均スティール | 1.4 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 4.9 | 4.1 |
FG成功率 | 44.4% | 43.8% |
3P成功率 | 31.2% | 30.5% |
フリースロー成功率 | 64.0% (キャリアワースト) | 79.0% |
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