ラッセル・ウェストブルック擁するワシントン・ウィザーズは、現地20日に行われたインディアナ・ペイサーズとのプレイイン・ゲームを制し、ウェスタン・カンファレンス8位でNBAプレイオフ進出を決めた。

今季のウィザーズは厳しい出だしを強いられたものの、NBA史上最多となるトリプルダブル数を記録したウェストブルックと、今季NBA2位となる平均得点を記録したブラッドリー・ビールを中心に躍進。

特にトリプルダブルを量産するウェストブルックのパフォーマンスは凄まじく、ウェストブルックにとっては批判的なNBAアナリストたちを見返すシーズンともなったと言えるだろう。

元NBA選手のラシード・ウォーレスもウェストブルックのパフォーマンスに感銘を受けたようだ。

ウォーレスはウェストブルックを称賛し、以下のようにコメントしたという。talkbasket.netが伝えている。

ラスは今のNBAで最高の選手だ。

KD（ケビン・デュラント）やカイリー（・アービング）、レブロン（・ジェイムス）を軽視しているわけではない。

だが、今はラスだ。

ステフ（・カリー）を軽視しているわけではない。

彼が得点王だということは知っている。

だが、ラスが今やっていることは素晴らしい。

他の男たちを軽視しているわけではないよ。

ただ、今のラッセル・ウェストブルックは圧倒的なんだ。

もし僕がミーティングを仕切っていたら、どうやってラスを止めるかを議題にするだろうね。

更新不可能と言われていたオスカー・ロバートソンの記録を破り、NBAの歴史に名を刻むこととなったウェストブルック。

偉業を達成したウェストブルックにはNBAプレイオフでも暴れまわり、ウィザーズを次のステップに引き上げてもらいたい。