カーメロ・アンソニー「ナゲッツファンは僕を愛し、憎んでいる」
ポートランド・トレイルブレイザーズのカーメロ・アンソニーは、NBAキャリアを通して初めて古巣デンバー・ナゲッツとプレイオフで対戦した。
ナゲッツの一員として7年半を過ごし、ナゲッツファンを愛し、愛されたアンソニー。
だが、NBAプレイオフという大舞台での対決ということもあり、ナゲッツファンはアンソニーをブーイングで迎えた。
アンソニーはナゲッツとのファーストラウンド第1戦終了後、ファンからブーイングされた理由について質問されると、以下のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
その答えは分からない。
僕は7年半もの間、ここにすべてを捧げた。
デンバーを悪く言ったことは一度もない。
組織や選手たちを悪く言ったことは一度もない。
文句を言ったこともない。
僕はここデンバー・ナゲッツで生まれたようなものだ。
ここでキャリアが始まったし、ここは僕にとっていつだってスペシャルな場所さ。
クールだ。
僕は彼らを愛している。
ここには愛があるんだ。
彼らは僕を愛し、僕を憎んでいる。
僕にできることは何もないよ。
ただコートに出て、笑顔で楽しみ、バスケットボールをプレイしなければならない。
彼らが何を言おうと、言わせておこう。
僕が気にすることではない。
この日のアンソニーは4本の3ポイントを含む18得点を記録。
ブレイザーズも勝利し、上位チーム相手に先制することに成功した。
アンソニーは第2戦でもブーイングを浴びるだろう。
だが、アンソニーは愛するファンからのブーイングを楽しみ、エネルギーに換えるに違いない。
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