ドック・リバースHCがジョエル・エンビードがMVPを逃したことについて「決め手は試合数」
NBAは現地8日、2020-21シーズンのMVPにデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチを選出したことを発表した。
MVP最終候補に残ったのはヨキッチ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー。
最有力候補に挙がっていたのはヨキッチであり、多くの人々の予想通りの結果だったと言えるだろう。
シクサーズを指揮するドック・リバースHCも、ヨキッチのMVP受賞に納得しているのかもしれない。
リバースHCは今季のMVPについて、次のようにコメントしたという。talkbasket.netが伝えている。
聞いてくれ。
素晴らしい、素晴らしい候補がたくさんいた。
私はヨキッチとジョエルの一騎打ちになると思っていた。
ステフもそのレースに入ってきて、追い上げたよね。
我々のリーグには偉大な選手がすごくたくさんいる。
決め手となったのはおそらく試合数だろう。
間違いなく試合数が影響したと思う。
だが、彼らが同じくらいたくさんの試合に出場していたとしても、非常に難しい選択になっただろうね。
私は間違いなく我々の男が受賞するのを望んでいた。
しかし、ヨキッチはふさわしいと思うよ。
今季はヨキッチが全72試合に出場したのに対し、怪我に悩まされたエンビードは51試合の出場にとどまった。
とはいえ、センターのヨキッチとエンビードがMVP最有力候補に挙がったのは、ビッグマンの価値が再び高まってきていると言って良いだろう。
ヨキッチとエンビードにはこれからもNBAを牽引し、MVP争いを続けてもらいたい。
なお、センターの選手がMVPに輝いたのは、1999-2000シーズンのシャキール・オニール以来となる。
以下、1999-2000シーズン以降のMVPを受賞した選手だ。
シーズン | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
1999-2000 | シャキール・オニール | C |
2000-01 | アレン・アイバーソン | SG |
2001-02 | ティム・ダンカン | PF |
2002-03 | ティム・ダンカン | PF |
2003-04 | ケビン・ガーネット | PF |
2004-05 | スティーブ・ナッシュ | PG |
2005-06 | スティーブ・ナッシュ | PG |
2006-07 | ダーク・ノビツキー | PF |
2007-08 | コービー・ブライアント | SG |
2008-09 | レブロン・ジェイムス | SF |
2009-10 | レブロン・ジェイムス | SF |
2010-11 | デリック・ローズ | PG |
2011-12 | レブロン・ジェイムス | SF |
2012-13 | レブロン・ジェイムス | SF |
2013-14 | ケビン・デュラント | SF |
2014-15 | ステフィン・カリー | PG |
2015-16 | ステフィン・カリー | PG |
2016-17 | ラッセル・ウェストブルック | PG |
2017-18 | ジェイムス・ハーデン | PG |
2018-19 | ヤニス・アンテトクンポ | PF |
2019-20 | ヤニス・アンテトクンポ | PF |
2020-21 | ニコラ・ヨキッチ | C |
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ダンカンとアイバーソンのポジションが明らかに違う
アイバーソンがMVPになったのは00-01で、01-02はダンカンでは?