モンティ・ウィリアムスHC「トーリー・クレイグがないければサンズはここにいなかった」
シーズン途中にフェニックス・サンズに加わったトーリー・クレイグは、重要なベンチ選手のひとりとしてサンズの躍進に貢献している。
クレイグはミルウォーキー・バックスで十分な出場機会を得ることができなかったが、サンズでは複数のポジションでディフェンスできる選手として重宝されている。
サンズを指揮するモンティ・ウィリアムスHCも、クレイグのアグレッシブなパフォーマンスを高く評価している模様。
ウィリアムスHCによると、クレイグは常に全力を尽くし、サンズに欠かせない選手のひとりとなったという。ウィリアムスHCのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
もし我々のチームにトーリー・クレイグがいなかったら、我々はここにいなかっただろう。
トーリーにとって、ここは適切な場所だった。
我々は彼を必要としていたし、彼も我々を必要としていたんだ。
一方、サンズの一員としてステップアップしたクレイグによると、アグレッシブなプレイができているのはメンタルが良い状態にあるからだという。
メンタルだ。
疲れているように見えたとしても、息が上がっていたとしても、僕はボールを追いかけ回し、ダーティーワークをこなす。
もし出場時間が15分間なら、その15分間で僕のタンクは間違いなく空っぽになるだろうね。
クレイグはバックスの一員として迎えた今季序盤に鼻を骨折した後、ローテーションから外された。
そのため、出場機会が期待できるサンズへのトレードが決まった時、安心感を覚えたという。
デンバー・ナゲッツをスウィープで下し、カンファレンスファイナル一番乗りを果たしたサンズ。
NBAプレイオフ進出をかけてユタ・ジャズもしくはクリッパーズと対戦することになるが、偉大なスコアラーを擁するチーム相手にクレイグはさらに存在感を放つだろう。
なお、クレイグのサンズ移籍後とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | サンズ移籍後 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 32 | 222 |
平均出場時間 | 18.8 | 18.0 |
平均得点 | 7.2 (キャリアハイ) | 5.3 |
平均リバウンド | 4.8 (キャリアハイ) | 3.5 |
平均アシスト | 1.0 (キャリアハイタイ) | 0.9 |
平均スティール | 0.6 (キャリアハイタイ) | 0.5 |
平均ターンオーバー | 0.6 | 0.5 |
FG成功率 | 50.3% (キャリアハイ) | 45.7% |
3P成功率 | 36.9% (キャリアハイ) | 33.1% |
フリースロー成功率 | 80.0% (キャリアハイ) | 67.5% |
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