ベン・シモンズのシュートフォームについて高校時代の恩師が「変わってしまった」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスター、ベン・シモンズは、NBAデビュー当時からシュートの問題を指摘されていた。
NBAキャリア4年目の今季も成長した姿を見せることができず、特にNBAプレイオフで激しくバッシングされてしまったシモンズ。
だが、シモンズの高校時代の恩師であるケビン・ボイルによると、シモンズはもともとシュートが苦手な選手ではなく、フリースローをうまく決めることができないのはメンタルの問題だという。
ボイルはシモンズについて次のようにコメント。bleacherreport.comが伝えている。
(フリースローの精度が低いのは)フィジカルの問題というより、メンタルの問題だと思う。
それを解決しなければならないことは分かっている。
高校を出た頃の彼のショットはかなり良かったと思うよ。
少し左に傾いて撃っていたが、ごくわずかだ。
フィリーに入団した時に何があったのかは分からないが、彼のフォームは本当に変わってしまった。
技術的に正しくない。
腕を広げすぎてしまっている。
良いとは思えないし、結果的に彼は自信を失ってしまったんじゃないかな。
シモンズは東京オリンピック出場を辞退し、オフシーズンを通してシュート練習に取り組むと報じられている。
シクサーズはシモンズのためにプランを用意し、改善に取り組むというが、その中にシュートフォームの調整は含まれているのだろうか?
シモンズにはこの夏の努力が報われ、来季はすべての批判を覆す活躍を期待したいところだ。
なお、シモンズの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 275 |
平均出場時間 | 32.4 | 33.9 |
平均得点 | 14.3 (キャリアワースト) | 15.9 |
平均リバウンド | 7.2 (キャリアワースト) | 8.1 |
平均アシスト | 6.9 (キャリアワースト) | 7.7 |
平均スティール | 1.6 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 3.4 |
FG成功率 | 55.7% | 56.0% |
3P成功率 | 30.0% (キャリアハイ) | 14.7% |
フリースロー成功率 | 61.3% | 59.7% |
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