ポール・ピアース「ヤニス・アンテトクンポは世界最高の選手」
ヤニス・アンテトクンポ擁するミルウォーキー・バックスは、フランチャイズ50年ぶりとなるNBAチャンピオンに輝いた。
アンテトクンポはNBAファイナル第6戦で50得点を記録し、バックスを牽引。
NBAファイナルMVPに輝き、またひとつ偉業を成し遂げた。
そんな中、NBAレジェンドのポール・ピアースがアンテトクンポに言及した模様。
ピアースはNBAファイナルの決着がつく前に、アンテトクンポについて以下のように語っていたという。lakersdaily.comが伝えている。
もしヤニスがチャンピオンになれば、彼がキングだ。
彼は世界最高の選手さ。
彼の数字を見てみてくれ。
平均30本のフィールドゴールアテンプトでFG成功率60%の選手が他にいるかい?
彼がもたらすインパクトは否定できない。
シャック(シャキール・オニール)もそうだった。
皆がヤニスにすべてを求めている。
彼はクローザーではない。
だからこそ、その役割を担える(クリス・)ミドルトンとジュルー・ホリデーが必要だ。
彼はクローザーではないが、その間のことはすべてやっている。
KD(ケビン・デュラント)やブロン(レブロン・ジェイムス)はクローザーさ。
だが、現時点で最高の選手はヤニスだ。
MVPを2度受賞している彼がチャンピオンになったらどうなる?
コービー・ブライアント引退後のNBAは、レブロン・ジェイムスを中心に回っていた。
現在はデュラントをNBA最高の選手と評価する者が多いというが、バックスがNBAチャンピオンになったことを受け、アンテトクンポをNBA最高の選手と評価する者は確実に増えるだろう。
26歳という若さにしてレギュラーシーズンMVP、ファイナルMVP、ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー、MIPと賞を総なめにしているアンテトクンポ。
NBAは今後しばらくアンテトクンポを中心に回っていくに違いない。
なお、ジェイムス、デュラント、アンテトクンポの今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | L・ジェイムス | K・デュラント | G・アンテトクンポ |
---|---|---|---|
出場試合数 | 45 | 35 | 61 |
平均出場時間 | 33.4 | 33.1 | 33.0 |
平均得点 | 25.0 | 26.9 | 28.1 |
平均リバウンド | 7.7 | 7.1 | 11.0 |
平均アシスト | 7.8 | 5.6 | 5.9 |
平均スティール | 1.1 | 0.7 | 1.2 |
平均ブロックショット | 0.6 | 1.3 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 3.7 | 3.4 | 3.4 |
FG成功率 | 51.3% | 53.7% | 56.9% |
3P成功率 | 36.5% | 45.0% | 30.3% |
フリースロー成功率 | 69.8% | 88.2% | 68.5% |
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