NBAを代表するスーパースターのヤニス・アンテトクンポは、ミルウォーキー・バックスに50年ぶりとなるNBAタイトルをもたらした。

NBAファイナル第6戦では50得点、14リバウンド、5ブロックショットとモンスター級のパフォーマンスを見せ、ファイナルMVPに輝いたアンテトクンポ。

だが、アンテトクンポはバックスがNBAチャンピオンになったことをまだ実感できていないのかもしれない。

アンテトクンポによると、NBAチャンピオンになったことが夢ではないと認識するため、常にトロフィーを近くに置いているという。アンテトクンポのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

僕は今頃ラスベガスでのパーティーに参加しているはずだった。

だが、トロフィーから目を離すことができない。

もし突然、起きた時にすべてが夢だったら？

これらのトロフィーは安心をもたらしてくれるんだ。

トロフィーを触ることで現実だと分かるのさ。

アンテトクンポにとってNBAチャンピオンはそれほど大きなことであり、今は世界が一変して見えていることだろう。

だが、約3カ月後にはNBA連覇をかけた厳しいシーズンがスタートする。

アンテトクンポはNBAチャンピオンの喜びにしばらく浸った後、来季に向けてハードなトレーニングを始めるに違いない。

なお、アンテトクンポの2020-21シーズンとNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	レギュラーシーズン	NBAプレイオフ
出場試合数	61	589
平均出場時間	33.0	32.5
平均得点	28.1	20.9
平均リバウンド	11.0	9.1
平均アシスト	5.9	4.5
平均スティール	1.2	1.2
平均ブロックショット	1.2	1.3
平均ターンオーバー	3.4	2.8
FG成功率	56.9％	53.2％
3P成功率	30.3％	28.7％
フリースロー成功率	68.5％	71.7％