NBAスターのベン・シモンズは、先日のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズからブルックリン・ネッツに移籍した。

シモンズは昨季NBAプレイオフのアトランタ・ホークス戦で精彩を欠き、以降シクサーズファンから強烈な批判を浴び続けてきた。

それがシモンズにトレード要求を決断させた大きな原因のひとつと見られていたが、シモンズによると、メンタルの問題についてはもっと前から抱えていたという。

シモンズはシクサーズで抱えていた問題について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

僕はあの場所で再びプレイすることが正しいかどうか、メンタル面を確認したかった。

ファンやコーチ、他の誰かのコメントが原因ではなく、僕は以前からその問題を抱えていた。

僕個人の問題だった。

あのシリーズ（ホークス戦）やシーズンより前から抱えていたんだ。

それについては（シクサーズの）組織も知っていた。

だから僕はこれからも対処し続けるし、君たちも分かっていると思うが、僕はコートに復帰するために正しい状態に到達しようとしているところなんだ。

シモンズによると、トレードが発表されてからジョエル・エンビードとは話をしていないものの、シクサーズのエルトン・ブランドGM、ドック・リバースHC、トバイアス・ハリスとは話をしたという。

シモンズは現地14日に行われたサクラメント・キングス戦をネッツの一員としてベンチで観戦した。

時折笑顔を見せていたことから、メンタル面は正しい状態に戻りつつあるのだろう。

ネッツを指揮するスティーブ・ナッシュHCによると、シモンズに「自信と安心感を持たせることが重要」だというが、シモンズにとってネッツは自信と安心感を持てる場所になるに違いない。