ラプターズのボビー・ウェブスターGM「ゴーラン・ドラギッチはここに残したい」
トロント・ラプターズは先日、元NBAオールスターポイントガードのカイル・ラウリーをトレードで放出した。
このトレードで若手ビッグマンのプレシャス・アチウワとベテランポイントガードのゴーラン・ドラギッチを獲得したわけだが、ドラギッチにはさらなるトレードの噂が浮上。
ラプターズはドラギッチをトレード要員とし、若手有望株もしくはNBAドラフト指名権獲得を狙うとされているが、ドラギッチはラプターズの一員としてNBA2021-22シーズンの開幕を迎えることになるかもしれない。
ラプターズのゼネラルマネージャーを務めるボビー・ウェブスターによると、良いオファーがあれば耳を傾けるものの、現時点ではドラギッチを戦力として考えているという。ウェブスターGMのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
断るのが難しいほどの良いオファーがあれば、もちろん耳を傾けるだろう。
だが、我々はゴーランにここにいてもらいたいと思っている。
彼はここにいることを喜んでいるよ。
彼は彼自身のために非常に素晴らしいキャリアを切り拓いてきた。
マサイ(・ウジリ球団社長)と話をし、ここの全員と話をし、ゴーランをずっと見てきた。
彼が我々を倒してきたのを多くの人々は知っているよね。
バスケットボール選手として、ベテランとして、彼は我々にたくさんの価値をもたらしてくれるんだ。
ラプターズがドラギッチをトレードで放出する場合、ドラギッチと同郷のルカ・ドンチッチ擁するダラス・マーベリックスが獲得に動くと見られている。
だが、ラプターズはよほどの資産とのトレードでなければ応じないかもしれない。
FA市場とトレード市場はまだ続くが、ドラギッチはラプターズの一員としてプレイすることになりそうだ。
なお、ドラギッチの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 50 | 867 |
平均出場時間 | 26.7 | 28.0 |
平均得点 | 13.4 | 13.9 |
平均リバウンド | 3.4 | 3.1 |
平均アシスト | 4.4 | 4.8 |
平均スティール | 0.7 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 2.4 | 2.3 |
FG成功率 | 43.2% | 46.2% |
3P成功率 | 37.3% | 36.4% |
フリースロー成功率 | 82.8% (キャリアハイ) | 76.6% |
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