バディ・ヒールドのトレード獲得を狙うNBA3チームとは?
NBA屈指の3Pシューターであるサクラメント・キングスのバディ・ヒールドには、トレードの噂が浮上している。
キングスはディアーロン・フォックスとタイリース・ハリバートンを組ませ、より多くの出場時間を与えると見られているため、ヒールドをトレードで獲得したいNBAチームにとって今は絶好のチャンスと言えるだろう。
では、現時点ではどのNBAチームがヒールドのトレード獲得に動く可能性があるのだろうか?
nbaanalysis.netによると、デンバー・ナゲッツ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、メンフィス・グリズリーズがヒールド獲得に動く可能性があるという。
ナゲッツではNBAオールスターガードのジャマール・マリーが長期離脱中であり、マリー不在の間にアウトサイドでプレイできる選手を獲得したいところ。
NBA屈指の3Pシューターであるヒールドはうってつけの選手であり、マリーが復帰した後も重要なアウトサイドシューターとして活躍できるだろう。
また、高いパッシングスキルを有するニコラ・ヨキッチとのコンビネーションも期待したいところだ。
一方、シクサーズにはセス・カリーとダニー・グリーンという偉大なシューターがいるものの、インサイドで絶対的な存在感を放つジョエル・エンビードをより活かすためにも、ヒールドのような高精度のアウトサイドシューターを増やしたい。
NBAオールスターのベン・シモンズにはトレードの噂が浮上しているが、シモンズがいるいないに関わらず、ヒールドはシクサーズにさらなるスコアリングをもたらすだろう。
グリズリーズについては絶対的なアウトサイドシューターが不在であるため、ヒールドにとってはNBAキャリアを前に進める大きなチャンスもなる。
もちろんキングス残留の可能性も残されているが、ヒールドが今年のトレード市場において注目のひとりであるのは間違いなさそうだ。
なお、ヒールドの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 71 | 387 |
平均出場時間 | 34.3 | 28.9 |
平均得点 | 16.6 | 16.0 |
平均リバウンド | 4.7 | 4.3 |
平均アシスト | 3.6 (キャリアハイ) | 2.5 |
平均スティール | 0.9 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 1.8 | 1.7 |
FG成功率 | 40.6% (キャリアワースト) | 43.5% |
3P成功率 | 39.1% (キャリアワーストタイ) | 40.6% |
フリースロー成功率 | 84.6% | 86.3% |
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