ベテランシューターのJJ・レディックは、まだどのNBAチームとも契約していない。

レディックはNBA屈指のキャッチ＆シューターであり、特にアウトサイドの強化を必要としているNBAチームはレディック獲得を検討するだろう。

だが、レディックを今すぐ獲得することはできないのかもしれない。

レディックによると、少なくともNBAチームのトレーニングキャンプには参加せず、各チームの状況を見たうえで契約したいという。

レディックは自身の去就について次のようにコメント。talkbasket.netが伝えている。

来季の去就の決断については急いでいない。

シーズンが終わった時もそう思っていたし、今もそう思っている。

今の僕は家族と過ごし、オフシーズンを楽しむことに集中しているんだ。

どのチームでプレイする、どの都市に行くかは、来季中に決めるだろう。

おそらく2カ月か3カ月のうちに決めるかな。

だが、これだけは間違いなく言えるのだが、僕はトレーニングキャンプには参加しないよ。

トレーニングキャンプには参加しない。

シーズンのどこかの時点でチームに加わると思う。

それが今の計画だ。

レディックは現在37歳。

レディックはニューオーリンズ・ペリカンズとダラス・マーベリックスでは十分な出場機会を得られなかったこともあり、NBAチーム側からすればトレーニングキャンプでレディックの状態や選手たちとのケミストリーを確認したいところだろう。

だが、それは叶わないため、NBAチームとしては難しい判断を強いられることになりそうだ。

なお、レディックの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2020-21	NBAキャリア
出場試合数	44	940
平均出場時間	16.4	25.5
平均得点	7.4	12.8
平均リバウンド	1.5	2.0
平均アシスト	1.2	2.0
平均スティール	0.3	0.4
平均ターンオーバー	0.8	1.1
FG成功率	39.7％ （キャリアワースト）	44.7％
3P成功率	37.1％	41.5％
フリースロー成功率	94.2％ （キャリアハイ）	89.2％