カイル・クーズマ「トミー・シェパードの期待を裏切らないようにしたい」
先日のトレードでロサンゼルス・レイカーズからワシントン・ウィザーズに移籍したカイル・クーズマは、ここ数シーズン多くの批判を浴びてきた。
クーズマは常に批判と向き合い、戦ってきたが、ウィザーズの一員としてこれまでの批判を覆す準備はできているようだ。
クーズマはウィザーズのユニフォームを着てプレイするにあたり、次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
この組織に来るにあたり、トミー(・シェパードGM)は僕にすごく期待していると言ってくれた。
期待を裏切りたくないね。
このオフシーズンはシューティングの練習に取り組んでいる。
それにより、ピック&ロールで相手を崩すことができるようになった。
オフ・ザ・ドリブルの時も、ミッドレンジに入った時も、素早く効率的なシュートを撃つ。
この点については、これからも改善していきたい。
なぜなら、僕なら高いレベルでできると信じているからね。
このオフシーズンはボールハンドリングも徹底的に練習した。
レイカーズにいた昨季はパサーとして素晴らしい仕事をしたと思うし、仲間たちをオープンにできることを証明したんじゃないかな。
ハンドリングと一貫性を強化することにより、僕はオン・ザ・ボールの選手にもなれる。
スコアリングのある選手や相手にとって脅威の選手となるだけでなく、仲間をオープンにできる脅威にもなるんだ。
(八村)塁にオープンショットを撃たせることができるし、ブラッド(・ビール)がより簡単にプレイできるし、スペンサー(・ディンウィディ)のドライブを助けることができるし、ビッグ(ダニエル・)ギャフォードにピック&ロールからロブを決めさせることもできる。
そういったことができるようになるから、助けになるだろうね。
ここ数年は批判の的となってしまったクーズマだが、プレッシャーから解放されたクーズマは自分自身のフォームを取り戻し、ウィザーズの勝利に貢献するだろう。
レイカーズから離れた後に急成長したブランドン・イングラムやロンゾ・ボール、ジョーダン・クラークソンなどのように、クーズマにもNBAオールスターレベルの選手への成長を期待したいところだ。
なお、クーズマの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 68 | 276 |
平均出場時間 | 28.7 | 29.7 |
平均得点 | 12.9 | 15.2 |
平均リバウンド | 6.1 | 5.6 |
平均アシスト | 1.9 | 1.9 |
平均スティール | 0.5 | 0.6 |
平均ターンオーバー | 1.7 | 1.7 |
FG成功率 | 44.3% | 44.8% |
3P成功率 | 36.1% | 33.8% |
フリースロー成功率 | 69.1% (キャリアワースト) | 72.7% |
コメントを残す