トニー・クーコッチがルカ・ドンチッチのプレイスタイルについて「僕と同じ」
シカゴ・ブルズでNBAレジェンドのマイケル・ジョーダンなどと一時代を築いたトニー・クーコッチが、NBA殿堂入りを果たした。
クロアチア出身のクーコッチは1990年のNBAドラフト29位でシカゴ・ブルズから指名。
その後ユーゴスラビアとイタリアのチームで3年間を過ごし、1993-94シーズンにブルズの一員としてNBAデビューを果たした。
クーコッチは多彩なスキルを持つユニークな選手であり、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチのプレイスタイルはクーコッチに例えられることもある。
クーコッチによると、ドンチッチのプレイはNBA入りする前の自身を思い起こさせるという。クーコッチのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
あれは僕のプレイスタイルだ。
僕がヨーロッパでプレイしていた時、まさにあのようなプレイスタイルだったんだ。
ブルズに入団すると、そのポジションはスコッティが任されることになったがね。
クーコッチがブルズで活躍したのは1990年代であり、ドンチッチが生まれたのは1999年。
現在22歳のドンチッチがクーコッチの影響を受けたとは考えがたいが、マイケル・ジョーダンの後をコービー・ブライアントが引き継いだように、NBAスターのプレイスタイルは巡り巡っているのかもしれない。
なお、クーコッチのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
所属チーム | シカゴ・ブルズ フィラデルフィア・セブンティシクサーズ アトランタ・ホークス ミルウォーキー・バックス |
出場試合数 | 846 |
平均出場時間 | 26.3 |
平均得点 | 11.6 |
平均リバウンド | 4.2 |
平均アシスト | 3.7 |
平均スティール | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.8 |
FG成功率 | 44.7% |
3P成功率 | 33.5% |
フリースロー成功率 | 72.9% |
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