注目すべき10人のFA選手とは?
NBA2021-22シーズンの開幕が約1カ月後に迫った中、ほとんどのNBAチームはロスターを完成しつつある。
だが、まだ所属チームを決めていないFA選手もいる。
中には即戦力になり得るベテラン選手もいるため、戦力アップを狙うNBAチームは彼らに注目すべきかもしれない。
hoopsrumors.comによると、FA市場で売れ残っている以下の10選手は注目に値するという。
JJ・レディック
レディックはNBA屈指のシューターだ。
昨季は十分な出場機会を得ることができなかったものの、レディックのキャッチ&シュートはチームのオフェンスの幅を広げるだろう。
ただし、レディックは契約を急いでおらず、各チームの戦力を見極めてから動くと噂されている。
また、自宅がニューヨークにあるため、ブルックリン・ネッツもしくはニューヨーク・ニックスが最有力視されている。
– | 2020-21 |
---|---|
出場試合数 | 44 |
平均出場時間 | 16.4 |
平均得点 | 7.4 |
平均リバウンド | 1.5 |
平均アシスト | 1.2 |
平均スティール | 0.3 |
平均ターンオーバー | 0.8 |
FG成功率 | 39.7% |
3P成功率 | 37.1% |
フリースロー成功率 | 94.2% |
ジェイムス・エニス
ベテランフォワードのエニスはオーランド・マジックで過ごした昨季、3P成功率43.3%を記録した。
所属した各チームでローテーションに組み込まれ、一定の成績を残してきたエニス。
現在はロサンゼルス・レイカーズ、シカゴ・ブルズ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、マジックなど複数のNBAチームが関心を持っていると報じられている。
まだどのNBAチームとも契約していないものの、近いうちに新たな所属先は決まるだろう。
– | 2020-21 |
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出場試合数 | 41 |
平均出場時間 | 24.0 |
平均得点 | 8.4 |
平均リバウンド | 4.0 |
平均アシスト | 1.5 |
平均スティール | 0.8 |
平均ターンオーバー | 0.9 |
FG成功率 | 47.3% |
3P成功率 | 43.3% |
フリースロー成功率 | 80.5% |
ギャリソン・マシューズ
NBAキャリア2年をワシントン・ウィザーズで過ごしたギャリソン・マシューズは、アウトサイドシュートに定評ある選手だ。
ウィザーズではローテーションに組み込まれたものの、ウィザーズがクオリファイングオファーを撤回したため完全FAになった。
まだ24歳と若く、成長の余地があるマシューズは、特に再建中のNBAチームから注目を浴びるだろう。
– | 2020-21 |
---|---|
出場試合数 | 64 |
平均出場時間 | 16.2 |
平均得点 | 5.5 |
平均リバウンド | 1.4 |
平均アシスト | 0.4 |
平均スティール | 0.5 |
平均ターンオーバー | 0.2 |
FG成功率 | 40.9% |
3P成功率 | 38.4% |
フリースロー成功率 | 88.4% |
マイク・スコット
スコットはサイズとアウトサイドシュートを併せ持つ貴重なNBA選手のひとりだ。
ここ数年は移籍を繰り返しているが、アウトサイドシュートを必要としているNBAチームにとって魅力的な選手と言えるだろう。
– | 2020-21 |
---|---|
出場試合数 | 51 |
平均出場時間 | 16.7 |
平均得点 | 4.2 |
平均リバウンド | 2.4 |
平均アシスト | 0.8 |
平均スティール | 0.5 |
平均ターンオーバー | 0.4 |
FG成功率 | 36.0% |
3P成功率 | 34.2% |
フリースロー成功率 | 66.7% |
デマーカス・カズンズ
NBAオールスター4度選出を誇るカズンズは、怪我の影響で厳しいNBAキャリアを強いられている。
かつてのパフォーマンスは失われ、ディフェンスにも難を抱えるが、アウトサイドシュートがある貴重なビッグマンであり、セカンドユニットのスコアラーとして期待できるだろう。
– | 2020-21 |
---|---|
出場試合数 | 41 |
平均出場時間 | 17.4 |
平均得点 | 8.9 |
平均リバウンド | 6.4 |
平均アシスト | 1.9 |
平均スティール | 0.8 |
平均ターンオーバー | 1.6 |
FG成功率 | 42.6% |
3P成功率 | 34.8% |
フリースロー成功率 | 72.8% |
ジャリル・オカフォー
先日ブルックリン・ネッツからウェイブされたオカフォーは、2015年のNBAドラフト3位選手としては厳しい時間を強いられている。
出場時間は減少傾向にあり、ここ数年は移籍を繰り返している。
アウトサイドシュートがなく、またディフェンスにも問題を抱えているため、十分な出場機会を得るのは難しいだろう。
とはいえ、ベンチのサイズアップを必要としているNBAチームにとっては、低コストでNBAドラフト5位選手を獲得できるチャンスと言えそうだ。
– | 2020-21 |
---|---|
出場試合数 | 27 |
平均出場時間 | 12.9 |
平均得点 | 5.4 |
平均リバウンド | 2.4 |
平均アシスト | 0.5 |
平均スティール | 0.2 |
平均ターンオーバー | 0.8 |
FG成功率 | 61.8% |
3P成功率 | 22.2% |
フリースロー成功率 | 70.8% |
アイザイア・トーマス
元NBAオールスターポイントガードのトーマスには、ロサンゼルス・レイカーズやボストン・セルティックス、ダラス・マーベリックスが関心を持っていると報じられていた。
だが、レイカーズはラジョン・ロンドを獲得したため、トーマス獲得には動かないだろう。
一方、セルティックスにも動きはなく、マブスはゴーラン・ドラギッチの去就次第となりそうだ。
怪我の歴史とサイズ不足があるトーマスのNBA復帰への道は険しい。
– | 2020-21 |
---|---|
出場試合数 | 3 |
平均出場時間 | 16.0 |
平均得点 | 7.7 |
平均リバウンド | 1.3 |
平均アシスト | 1.7 |
平均スティール | 0.3 |
平均ターンオーバー | 2.0 |
FG成功率 | 33.3% |
3P成功率 | 25.0% |
フリースロー成功率 | 100% |
エイブリー・ブラッドリー
ブラッドリーはNBA屈指のディフェンダーだ。
だが、怪我の歴史があり、試合に安定して出場することができていない。
とはいえ、ディフェンス強化を必要としているNBAチームにとっては良いオプションとなるだろう。
– | 2020-21 |
---|---|
出場試合数 | 27 |
平均出場時間 | 22.3 |
平均得点 | 6.4 |
平均リバウンド | 2.1 |
平均アシスト | 1.7 |
平均スティール | 0.8 |
平均ターンオーバー | 1.0 |
FG成功率 | 37.4% |
3P成功率 | 32.7% |
フリースロー成功率 | 80.0% |
フランク・ニリキーナ
ニリキーナはディフェンスに定評ある選手だが、オフェンスについては課題を抱えている。
とはいえ、ニリキーナが成長できずにいるのはニューヨーク・ニックスがニリキーナに十分な出場機会を与えなかったからという声も少なくない。
なお、ニリキーナは数日中にダラス・マーベリックスと契約する可能性があると報じられているが、もしNBAチームと契約できなかった場合、ヨーロッパに戻ると噂されている。
– | 2020-21 |
---|---|
出場試合数 | 33 |
平均出場時間 | 9.8 |
平均得点 | 2.7 |
平均リバウンド | 0.9 |
平均アシスト | 0.6 |
平均スティール | 0..5 |
平均ターンオーバー | 0.3 |
FG成功率 | 36.7% |
3P成功率 | 47.9% |
フリースロー成功率 | 44.4% |
ロンデイ・ホリス・ジェファーソン
ホリス・ジェファーソンは複数のポジションでディフェンスできる選手であり、過小評価されているひとりだ。
ファーストユニットとして起用するのは難しいかもしれないが、セカンドユニットのディフェンスを強化したいNBAチームにとって良いオプションとなるだろう。
– | 2020-21 |
---|---|
出場試合数 | 11 |
平均出場時間 | 9.7 |
平均得点 | 2.5 |
平均リバウンド | 2.4 |
平均アシスト | 1.2 |
平均スティール | 0.2 |
平均ターンオーバー | 0.2 |
FG成功率 | 50.0% |
3P成功率 | 0% |
フリースロー成功率 | 56.3% |
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