ラッセル・ウェストブルックのトレードは本人たっての希望?
NBAオールスターガードのラッセル・ウェストブルックは、このオフシーズン中のトレードでワシントン・ウィザーズからロサンゼルス・レイカーズに移籍した。
レイカーズはサクラメント・キングスとのトレードでNBA屈指のシューターであるバディ・ヒールド獲得を狙っていたが、ヒールドのトレード獲得はウェストブルックを獲得できなかった時のためのバックアッププランだった。
そのため、レイカーズはウェストブルックを獲得できるチャンスがあると分かると、キングスとのトレード交渉を打ち切り、ウィザーズとトレード交渉を開始。
その結果、カイル・クーズマ、モントレズ・ハレル、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープを失ってしまったものの、トリプルダブルマシーンのウェストブルック獲得に成功した。
レイカーズはキングスとトレード交渉する前に、まずウィザーズにトレードを打診したというが、当時のウィザーズはレイカーズからのトレードオファーを拒否していた模様。
hoopsrumors.comによると、ウェストブルックはウィザーズがレイカーズからのトレードオファーを拒否したことを知ると激怒し、オーナーのテッド・レオンシスに電話すると、レイカーズにトレードする方法を見つけてほしいと頼んだという。
ウィザーズはウェストブルックの要求を受け入れると、ゼネラルマネージャーのトミー・シェパードがレイカーズのロブ・ペリンカGMに電話し、トレード交渉がスタートしたと報じられている。
レイカーズのフロントオフィスは当初、デイミアン・リラード、ウェストブルック、デマー・デローザン、ブラッドリー・ビールのトレード獲得プランを検討していた。
その中でレブロン・ジェイムスやアンソニー・デイビスなどとリモートで話し合い、ボールハンドラーになれるウェストブルックが最適な人材であるという結論に達したという。
一方、ウェストブルックは相棒ビールにトレードを要求するようアドバイスしたものの、ビールはウェストブルックのアドバイスを受け入れなかったとされている。
自らトレードを要求し、故郷ロサンゼルスのチームへの移籍に成功したウェストブルックは、来季もNBAをリードするパフォーマンスを見せてくれるに違いない。
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