ベン・シモンズがシクサーズ全員に状況を説明
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスター、ベン・シモンズは、先日のチーム練習中にドック・リバースHCから追い出された。
リバースHCが練習ドリルに加わるよう数回にわたって指示したところ、拒否したためだ。
これを受け、NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードは「僕たちは子守りをするためにいるわけではない」などと厳しく指摘したと報じられた。
シクサーズとシモンズの関係は悪化の一途をたどっているように思える中、シモンズがシクサーズの全員に状況を説明した模様。
The Athleticの記者によると、シモンズは現地22日のシュートアラウンド時にリバースHCやエンビードなどシクサーズの全員に話をし、「僕を含めて全員が責任を取るべき」、「メンタル面の準備ができていない。もう少し時間が必要」などと語ったという。
シモンズは先日、シクサーズにトレードを要求した。
シモンズは新たな環境でNBAキャリアをリスタートさせたいというが、バスケットボールオペレーション部門代表のダリル・モレーはNBAオールスタークラスの選手とでなければトレードに応じない姿勢を明らかにし、「4年かかるかもしれない」とした。
シモンズの言葉を額面通り受け取るなら、メンタルの準備が整えばシクサーズの一員としてNBAゲームに出場する意思があるということだろう。
シモンズはすでに200万ドル近い罰金を課されているというが、今回のシモンズの表明はポジティブなことと言えるかもしれない。
ただし、NBAの労働規約には「選手が精神的な障害によって試合に出場しない場合、サラリーは保護される」という条項があるため、シモンズはそれを狙っているとも噂されている。
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