デビン・ブッカー「ボールの感触がすべて違う」
今季のNBAではダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチやポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードなど、シュートのタッチを掴むことができていない選手たちがいる。
フェニックス・サンズのデビン・ブッカーもそのひとりだ。
まだ6試合を消化したのみではあるものの、ブッカーの今季のFG成功率40.5%と3P成功率27.8%は、いずれもNBAキャリアワーストとなっている。
ブッカーによると、今季から導入されたウィルソン製のボールに違和感を感じているという。ブッカーのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
新しいウィルソンのボールの最も大きな違いは、ボールごとに感触が違うということだ。
以前の(スポルティングの)ボールはどの試合でも同じ感触だった。
だが、今季はそうではないんだ。
NBAオールスターフォワードのポール・ジョージは先日、「ボールのことを言い訳にするつもりはない」としつつも、ウィルソンのボールについて「スポルティングのボールのようなタッチの柔らかさがない。今季はひどいミスがたくさん見られるだろう」と語った。
また、NBPA会長を務めるブレイザーズのCJ・マッコラムの元にもボールに対する違和感の声が届いており、マッコラムは選手たちからウィルソンのボールに対する意見を集めるという。
ブッカーが指摘したように、本当にボールごとに感触が異なるのであれば、NBAはウィルソンと話し合い、問題解決に向けて取り組むことになるだろう。
なお、ブッカーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 6 | 415 |
平均出場時間 | 32.8 | 33.6 |
平均得点 | 21.8 | 23.0 |
平均リバウンド | 5.2 | 3.7 |
平均アシスト | 5.3 | 4.7 |
平均スティール | 0.8 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 2.8 | 3.2 |
FG成功率 | 40.5% | 45.4% |
3P成功率 | 27.8% | 35.0% |
フリースロー成功率 | 88.5% | 87.0% |
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