ジョエル・エンビードが苦戦の理由について「ボールが違う」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、シュートタッチを掴めずにいる。
MVP最有力候補に挙がった昨季はFG成功率51.3%、3P成功率37.7%を記録した一方で、今季はFG成功率41.3%、3P成功率32.1%にとどまっているエンビード。
主力選手たちが離脱し、エンビードにディフェンスが集中していることも不振の要因のひとつと言えそうだが、エンビードによると、ボールがウィルソン製に変わったことが影響しているという。エンビードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕はいつも言い訳ばかり探しているね。
だが、ボールが違うんだ。
まだ良い感触を掴んでいない。
昨季の僕はリーグで最高のミッドレンジシューターだった。
だから、どこかの時点で調子を取り戻すと思うよ。
試合球がスポルティング製からウィルソン製に変わったことにより、シュートタッチを掴めずにいるNBA選手は少なくない。
フェニックス・サンズのデビン・ブッカーは先日、「試合ごとにボールの感触が違う」と指摘した。
NBPA会長を務めるCJ・マッコラムの元にも試合球の変更による違和感の声が届いており、マッコラムは近日中に選手たちと話し合いの場を持ち、ウィルソン製のボールに対する意見を募るという。
ただ、ボールがスポルティング製に戻るわけではない。
シュートタッチを掴めずにいるNBA選手たちはウィルソン製のボールに慣れるしかないだろう。
なお、エンビードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 7 | 267 |
平均出場時間 | 30.6 | 30.6 |
平均得点 | 20.6 | 24.7 |
平均リバウンド | 8.7 | 11.2 |
平均アシスト | 4.3 | 3.1 |
平均スティール | 1.0 | 0.8 |
平均ブロックショット | 1.6 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 2.7 | 3.4 |
FG成功率 | 41.3% | 48.5% |
3P成功率 | 32.1% | 32.8% |
フリースロー成功率 | 79.0% | 80.8% |
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