元サンズのスティーブ・ナッシュ「悲しくなった」
昨季NBAファイナリストのフェニックス・サンズに激震が走っている。
オーナーのロバート・サーバーに人種差別発言や女性蔑視などの問題が報じられたためだ。
ESPNが告発した記事の中ではサンズの70人以上の従業員および元従業員がインタビューに応じ、サーバーの問題に触れたという。
これを受け、サンズで短期間過ごした元NBA選手のビンス・カーターも、サーバーの過去の言動を告発した。
では、サンズで一時代を築いたスティーブ・ナッシュはどう感じているのだろうか?
現在ブルックリン・ネッツのヘッドコーチを務めているナッシュは、サーバーの問題について以下のようにコメント。talkbasket.netが伝えている。
(告発記事を)読んで悲しくなった。
僕がロバートと一緒にいた時、記事に書かれているようなことはなかった。
ただ、僕はこういったタイプの問題に非常に敏感だ。
だから、あのような記事が出てきて失望している。
NBAはこの問題の調査を法律事務所に依頼した。
現在は調査が進められているところであり、結果が出るまで時間を要するだろう。
もし告発記事の内容が真実であるなら、サーバーはドナルド・スターリングのようにオーナー権を剥奪されるだけでなく、NBAから追放される可能性もある。
ナッシュにとってサンズは2年連続でMVPを受賞した思い出深いNBAチームであるだけに、真実ではないことを祈っているに違いない。
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