ブロックショット急増のダニ・アブディア「プライドを持っている」
NBAキャリア2年目を迎えているワシントン・ウィザーズのダニ・アブディアは、特にディフェンス面の成長を感じさせている。
中でもペイントエリア内のディフェンスが飛躍的に向上し、今季23試合を終えた時点でのブロックショット数は昨季の15本をすでに上回る18本だ。
アブディアによると、プライドを持ってディフェンスに取り組んでいるという。
アブティアは自身のディフェンスについて以下のようにコメント。NBC Sports Washingtonが伝えている。
正直に話すが、僕はプライドを持っている。
コートに足を踏み入れたら、最高の選手たちを相手にディフェンスしようとしている。
ペイントを守り、チームを助けるべく努力しているんだ。
今季からウィザーズを指揮するウェス・アンセルドJrHCはリムプロテクションの重要性を常に説いているため、アブディアは早い段階からリムプロテクションの練習に専念したという。
また、1on1のディフェンスも着実に成長しており、アブディアが1on1で許したのはウィザーズでベストとなる1ポゼッションあたり0.67点だ。
ダニエル・ギャフォードに次ぐ平均ブロックショットを記録しているアブディアの成長は、ウィザーズにとって間違いなくプラスに働くだろう。
コート外でもアブディアと親しくしているカイル・クーズマは、アブディアについて以下のように語っている。
彼は本当にディフェンスしている。
一般的なファンやバスケットボールを知らない人には分からないかもしれないね。
彼は足の運び方と、相手の前に出るのが上手い。
リムでは手を使って素晴らしい仕事をしているし、縦の動きも上手い。
オフ・ザ・ボールの動きもどんどん良くなっているんだ。
なお、アブディアの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | 2021-22 |
---|---|---|
出場試合数 | 54 | 23 |
平均出場時間 | 23.3 | 21.7 |
平均得点 | 6.3 | 6.5 |
平均リバウンド | 4.9 | 5.0 |
平均アシスト | 1.2 | 1.2 |
平均スティール | 0.6 | 0.6 |
平均ブロックショット | 0.3 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 0.6 | 0.6 |
FG成功率 | 41.7% | 43.3% |
3P成功率 | 31.5% | 31.1% |
フリースロー成功率 | 64.4% | 65.6% |
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