ワシントン・ウィザーズのトーマス・ブライアントは膝の前十字靭帯断裂からの復帰を目指すべく、現在もリハビリを続けている。

リハビリは順調に進み、1カ月前には12月中にNBAゲームに完全復帰できる見込みと報じられたが、ここに来て停滞してしまったのかもしれない。

NBC Sports Washingtonの記者によると、ウィザーズを指揮するウェス・アンセルドJrHCがトーマスの復帰時期について「1月中の見込み」と明かしたという。

Head coach Wes Unseld Jr. says the Wizards expect Thomas Bryant to return from his ACL injury in January. There had been some talk from the team about December, but it sounds like he needs a little more time.

— Chase Hughes (@chasedcsports) December 16, 2021

ここ最近のウィザーズは調子を落としており、現在3連敗中。

順位もイースタン・カンファレンス8位に落とし、早急な立て直しが求められている。

トーマスはアウトサイドシュートがある貴重なビッグマンであり、ウィザーズにとって重要な選手のひとりだ。

トーマスと八村塁が復帰すればウィザーズの状況は好転すると見られているだけに、ウィザーズとしてはもうしばらく持ちこたえたいところだろう。

なお、NBAの健康と安全プロトコルにより離脱したカイル・クーズマは24時間置きの検査で2度連続陰性反応が出たため、現地15日のサクラメント・キングス戦で復帰した。