デマーカス・カズンズがファンに大人の対応
元NBAオールスターセンターのデマーカス・カズンズが、ミルウォーキー・バックスの一員としてNBA復帰を果たした。
ニューオーリンズ・ペリカンズ時代にアキレス腱を断裂し、その後大腿四頭筋断裂や膝の前十字靭帯断裂など大きな怪我を繰り返し、NBAオールスターとしてのフォームを失ってしまったカズンズ。
だが、プロのNBA選手としての誇りは失っていないようだ。
fadeawayworld.netによると、カズンズは熱狂的なカズンズファンに声をかけられると、自ら写真撮影を申し出、かつユニフォームにサインするなどサービスしたという。
途中でセキュリティスタッフが割って入り、距離を置くよう指示したものの、カズンズはセキュリティスタッフに対し、「真剣に考えるな」、「彼のためにジャージーにサインできて嬉しい」と伝えたと報じられている。
ファンは自身を「ジディオン・デマーカス・カズンズ」と名乗るほど、大のカズンズファン。
カズンズとしても、厳しい時間を支え続けてくれたファンに感謝の意を示したかったに違いない。
カズンズはゴールデンステイト・ウォリアーズ時代にNBAタイトルを逃すと、その後ロサンゼルス・レイカーズに移籍すると、レイカーズはNBAタイトルを獲得したもののカズンズはシーズン途中にウェイブされるなど、悲運に見舞われている。
昨季NBA王者と契約したカズンズに今度こそ幸運が訪れることを祈りたいところだ。
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