アンドリュー・ボガットがクレイ・トンプソンとのオリンピックでのエピソードを明かす
2シーズン全休を余儀なくされたゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが、いよいよNBAゲームに復帰する。
トンプソンはクリーブランド・キャバリアーズとのホームゲームでスターターとして復帰する見込みであり、この日はウォリアーズファンはもちろんNBAにとっても特別な日になるのは間違いないだろう。
そんな中、かつてのチームメイトであるアンドリュー・ボガットがトンプソンとのエピソードを明かした模様。
ボガットはオーストラリア代表として出場した2016年のリオデジャネイロオリンピックを振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
2016年のオリンピックでのことを覚えている。
僕たちは同じ選手村に滞在していた。
知っての通り、チームUSAはあまりにもビッグネームだから、大型クルーザーか何かに宿泊していたんだ。
ある日、僕たちが練習を終えて選手村に戻ろうとしていた時、クレイが歩いているのがバスの中から見えた。
チームUSAのギアを着た彼は、ヘッドホンをしてひとりで歩いていた。
だから僕はバスを飛び降り、「クレイ、何してるんだ?」と挨拶すると、彼は「やあ、ただ選手村を見てみたかっただけさ」と返してきた。
彼はひとりで来たんだ。
セキュリティもいなかったし、他の選手もいなかった。
彼が「どこに向かっているんだい?」と聞いてきたから、「オーストラリアの宿舎に戻るところさ」と答えると、彼は「一緒に行ってもいい?」ときた。
もちろん答えは「構わないよ」さ。
彼は僕たちと一緒に宿舎に来て、オーストラリアの選手たちとぶらぶらしていた。
彼はアーロン・ベインズやブロック・マタムと知り合いだからね。
それからあっという間に2~3時間が過ぎ、僕は彼がすでに帰ったものと思っていた。
だが、夕食のために下の階に降りたら、彼はオーストラリアのアスリートたちと卓球をして楽しんでいたんだ。
トンプソンは誰とでもフランクに接するNBA選手であり、インスタライブなどを通してファンと積極的に交流している。
長期離脱中も決して落胆せず、船でクルージングを楽しむなど充実したプライベートを過ごしたトンプソン。
待望のNBA復帰戦もファンと共に楽しみ、喜びを分かち合うに違いない。
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