ラッセル・ウェストブルックをコートに戻さなかったのはフロントオフィスの方針?
ロサンゼルス・レイカーズのフランク・ボーゲルHCは、現地19日に行われたインディアナ・ペイサーズ戦の終盤にNBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックをベンチに下げ、その後コートに戻すことはなかった。
ウェストブルックを起用しなかった理由について質問されたボーゲルHCは、「勝てると思った選手たちをプレイさせた」と答えたというが、レイカーズのフロントオフィスはボーゲルHCの決断を支持しているのかもしれない。
lakersdaily.comによると、レイカーズのフロントオフィスはコーチ陣に対して、「やるべきことをやれ」とし、勝利のためならウェストブルックをコートから出しても構わないと伝えたという。
レイカーズのフロントオフィスはウェストブルックの起用法について数週間前から話し合っており、試合終盤にウェストブルックをプレイさせないことが彼のメンタルに悪影響を及ぼすことを懸念し、なかなか実行に移せなかったと報じられている。
ウェストブルックは勝敗を分ける重要な時間帯に起用されなかったことに腹を立て、試合後のメディアインタビューを欠席した。
それだけに留まらず、レイカーズの選手たちがシャワーを浴び終えた頃にはすでにアリーナを去っていたというから、相当イライラしていたのは間違いないだろう。
とはいえ、ウェストブルックのフラストレーションは勝利への激しい意欲から来ているものであり、ウェストブルックはチームメイトや家族の助けを借りながら正しいメンタリティを取り戻すに違いない。
なお、ウェストブルックの出場時間は減少傾向にあり、現地12月29日から1月7日までの5試合の平均出場時間が33.6分だったのに対し、以降の5試合の平均出場時間は28.7分となっている。
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