ジョエル・エンビードがMVPレースについて「まだ早すぎる」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、今季もMVPレベルのパフォーマンスを見せている。
先日のオーランド・マジック戦ではわずか27分の出場で50得点を記録し、シクサーズを勝利に導いたエンビード。
MVP選出の期待はますます高まるばかりだが、エンビードは慎重に考えている模様。
エンビードによると、MVPレースを考えるのは時期尚早だという。エンビードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
早すぎる。
僕の場合、健康を維持することが重要だ。
昨季はあと10試合出場することができていれば、おそらく勝ち取っていただろう。
特に第1シードになり、数字を残していたらね。
健康を維持することが重要だ。
今季の僕たちはたくさんのことを経験している。
僕たちの2番目のベストプレイヤーはここにいない。
やらなければならないことがたくさんあるんだ。
僕はチャレンジが大好き。
チームメイトたちは僕のためにここにいてくれている。
そのことを理解するのは君たち(メディア)次第だ。
だが、この状況や僕のプレイを見てもらいたい。
僕には(MVPになれるか)分からない。
君たち次第さ。
僕はできるだけ最高のレベルでプレイするように心掛けている。
それは世界最高の選手になることであり、僕たちを勝利に導くことだ。
僕はそうならなければならないんだ。
NBA屈指のディフェンダーであり、プレイメイカーのベン・シモンズを失ったシクサーズは、苦戦すると予想されていた。
だが、エンビードを中心として素晴らしい戦いを続け、予想を上回る成績を残している。
昨季のエンビードは怪我に苦しみ、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチにMVPを奪われてしまったが、今のパフォーマンスと健康を維持することができれば、MVP選出の可能性は十分あるだろう。
なお、エンビードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 34 | 294 |
平均出場時間 | 32.9 | 30.8 |
平均得点 | 25.2 | |
平均リバウンド | 10.6 | 11.2 |
平均アシスト | 4.2 (キャリアハイ) | 3.2 |
平均スティール | 1.0 (キャリアハイタイ) | 0.8 |
平均ブロックショット | 1.4 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 3.4 |
FG成功率 | 49.8% | 48.8% |
3P成功率 | 39.1% (キャリアハイ) | 33.6% |
フリースロー成功率 | 81.4% | 80.9% |
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今シーズンの平均得点が228.4ととんでもない数字になってますよ